旧校舎のディアボロス
イッセーの初デートプラン
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…話ってにゃにかな?」
「おまえ、噛んだのかよくわからないしゃべり方するよな。まぁ、それはだな…」
今日、イッセーが公園で告白を受けて付き合うことになったこと。今度の休みにデートに行くこと。そして――、
「……その娘は堕天使だ。たぶん、イッセーの神器を狙っていると思う」
「…っ!!」
驚く黒歌。仙術で探れば一発でわかるだろうに。
「堕天使うんぬんは置いておいて、デートプラン考えてくれるか?」
「……別にかまわないけど、イッセーはだいじょうぶなの?」
「あぁ。そのために俺と黒歌が尾行する。まぁ、変装&疑似デートだ。気配も隠せば、バレることはないだろう」
「そうね。もし、イッセーを殺そうとしたら、私たちが返り討ちにすればいいのね」
「そゆこと。早々ないとは思うが、もしものために尾行する……頼んだぞ、黒歌。相手の気をイッセーへ夢中にできるプランを立ててやれ。確証はないが、そうすれば、躊躇する可能性も出てくるだろうからな」
「OKよ。最高のデートにしてやるにゃ!」
…ありがとうな、黒歌。
「任せたぞ。俺も『もしも』の為に、準備しておく」
そう言い残して、俺は結界を消して部屋を出た。
あとは、イッセーに言っておくだけか。
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