暁 〜小説投稿サイト〜
でんきタイプで縛りプレイ
6話:R団とギエピと時々タロウ
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入れずに攻撃し続けていたら疲れるだろうに。

「サンダース、よく耐えたな」

「ギャウ…(あのデブの攻撃と比べたら、これくらいどってことないわよ)」

「サンダース、【10まんボルト】120%だ!!」

「ギャ、ギャウギャウ!!(また無茶ブリ!?本気の本気ってことでいいかしら!??)」

 サンダースは見事俺の期待に応えてくれた。

 サンダースをタコ殴りし続け疲れていたピッピたちに容赦のない電撃が襲った。

「「「「「「「ギエピィイイイ!???」」」」」」」」」

 9体いた敵のポケモンたちは一撃で戦闘不能になった。

「そ、そんな……ありえないわ、こんなこと」

「ボクのポケモンたちまで……また負けた」

「くっ、覚えておきなさい!」

 そう言ってR団はどこかへ去っていった。どうでもいいがな。

 俺はタロウに声をかけた。

「タロウ……」

「ご、ごめんなさい!本当にごめんなさい!!」

「もういい。別にいつものことだ、馴れている。それよりもハナダシティまでの道案内が終わっていない。謝罪の誠意があるなら、道案内してくれ」

「わ、わかったよ! ありがとう!!」

 さて、旅の続きを再開といたしますか。

 なんやかんやとあったが、俺はキャンプボーイのタロウの道案内をしてもらい、ハナダシティを目指し、夕暮れ時に到着するのであった。

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