暁 〜小説投稿サイト〜
無欠の刃
アカデミー編
夕焼け
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忘れてしまった彼女は、サスケを見て困ったような顔を下。
 そんな彼女の当惑に気づいていながらも、サスケは先ほどと同じ問いかけをした。

「カトナ、母親になりたいか?」

 それに対してカトナは冷めた目で、いつものように返した。

「なるわけ、ない」

 そう答えたカトナの笑みは、決して嘘ではなく、本心からのものだった。

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