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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第21話 『あの時の公園で。「結局……計佑くんは、私のことキライなの……?」』
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陰でしかないのだ。
──……む、むり……て、てかげんして、せんぱい……
首まで赤くなって、思考すらカタコトになっている少年。
熱い感情が飽和して、ぼけーっと椅子の上で呆けてしまっていた。
……けれどその顔は、どこか幸せそうに緩んでもいて。
少年は、そんな熱くて甘い喜びに浸りきって、いつまでも蕩け続けるのだった。
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<21話のあとがき>
まくらの言う似たようなコトというのは、第一話の裸? ドッキリのことですね。
まあ雪姫先輩は、まくらの恋の遍歴など知る筈もない訳で、相手が計佑だなどとは夢にも思ってないんですけど。
ホタルの再度のイタズラは、学校で構ってもらえなくての不満もあったとかそういう感じ……かな……?
今回も、鈍感王の計佑くんをちょっとは進歩させられたかなぁと。
原作じゃ、雪姫の嫉妬に気づかないまま「しつこい」などというふざけたメールを送っていた計佑ですけど、
雪姫先輩派としてはあれは許せないシーンだったから、あそこの鈍さだけはなんとかしたかったんですよね……
そこが『一応』ちゃんと書けた気はするので、よかったかなと。
あと、『しつこい』メールも、ホタルのお陰で上手いこと改変出来たかなって。
こちらの世界では、計佑にあんなフザけた内容のメールを送らせる訳にはいきません。
しかし、アレの結果メソつく先輩も可愛かったワケで……あのシーン自体は使わせてもらいたかったんですよねー。
ホタルにもフラグを立てておいたおかげで、『しつこい』よりも酷いセリフに改変できたりしたんで、
まあこれはうまく回ったかなぁと、自分では満足してます。
雪姫、怒鳴られたら弱いっていうパターンは、一応、旅行時の電車内でも書いたことありますかね。
公園で、一芝居うって計佑から望む言葉を引き出そうとする雪姫。
こういうシチュ自体は大好物なんだけど、上手く書けなくてすごい悩みました……
雪姫がどんどんアホのコになって、子供っぽくなってきてしまうし……
いえ、甘えてくる女のコキャラ自体はスゴい好きなんですけど。
先輩を原作よりファンタジーにするつもりも大有りだったんだけど。
でも一応、原作雪姫が好きで始めた身としては、最低限守るべきラインもあるよなぁと悩んだり。
……まあ、結局自分の欲求を優先して、こんな雪姫先輩にしてしまいましたm(__)m
今回の後半は、4話の後半と似たような形だけど、お互いの気持ちは大分……という感じになってますでしょうか。
まあ雪姫は格段に深化してるんだけど、
計佑は雪姫に比べるとやはり遅いかな……一応じわじわと進んではいて、
雪姫をジト目で睨んだり、言い返したりも出来るトコまで来てるん
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