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白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
第11話『雪姫の添い寝と次の朝、一方硝子は……「まくらには内緒にしておくから」』
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みたらどうだ?
今みたいにメシ喰ってばっかいると、身体に戻った時に食った分太っちまうんじゃないのかぁ?」
まくらがギクリとする。
いっちょ前に体重なんぞ気にしやがって──そんな意志を込めて、まくらをニヤニヤと見つめてやる。
「……がーーっ!! いっぺんホントに締めちゃるっ!! ちょっとこっち来い計佑っ」
言いながら、まくらが文字通り空から飛びかかってくる。
「来いって言いながらてめーから来てるじゃねーかよっ」
ひらりとかわして、またまくらの頭を押さえつける。
まくらが腕を振り回してきて、またそれをやりすごす。
あばらや身体のあちこちが痛んだけど、苦しい顔は見せずに笑顔を保ったまま──
計佑はひとしきり、まくらとはしゃぐのだった。
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<11話のあとがき>
原作では、海辺でのまくらに対して「守りたい……」と考えてしまっていた計佑ですが。
こちらの話では、弱音を吐いた先輩に対して付け替えてみました。
添い寝発見の役は硝子にしてみたり。
そのほうが硝子も強く心配してた感が出るかなぁと。
硝子も、雪姫やまくらと同じくらい心配してたハズですしね。
原作のこの回の硝子が、僕にはどーにも怖く思えてるんですよね……。
あーんで食事する計佑達に、難しい顔してるアレです。
特に恐い顔をしてる訳ではないのですが、
無言のフキダシと、口元が本で隠されてるせいでなんかこ〜……うん(-_-;)
原作24話でも、ヘタれた計佑を厳しく叱る硝子なんですが、
あれと合わせて、僕の中じゃーこのコは、ヤンデレとまではいかなくても、かなり恐いコとして認識されちゃってます。
というわけで、今回その辺の片鱗を書いてみたり。
後半の、まくらとの会話は随分と改変してみました。
まくらとの会話でも、
『計佑はやっぱりいいヤツ』であるように書いてあげたいから、
その辺は心がけてみたつもりなんですが……なんかこー、まくらとの話書いてるときのほうが
雪姫相手の時よりも、計佑いいヤツに書けてるような気がしてます。
雪姫の時と違って気負いなく対応してるもんだから、ナチュラルに優しいとこを表しやすいんですよね、多分……
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