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ロックマンX〜朱の戦士〜
第五十五話 Enigma Laser Area
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かり来るとは…僕は罪な男だねえ!!」

ルナ「生憎、俺はてめえみたいな男は好みじゃねえんだよ!!」

二丁のバレットを連射するが、ダイナモはダメージを感じさせない動きでレーザーの嵐をかわす。

ダイナモ「喰らいな!!」

Dブレードを連続で投擲するダイナモ。
ルナはブレードの軌道を読みながら回避する。
ダイナモは跳躍するとバスターを放つ。
1発の弾が2つに割れて、左右に飛び散る。

ルナ「破裂弾か!!」

ダイナモ「それだけじゃあないよ!!」

投擲したDブレードがブーメランのように戻って来る。
何とかギリギリでかわし、バレットを向ける。
ダイナモとダイナモが持つDブレード。
そして投擲したDブレードをロックオンする。

ルナ「ホーミングショット…コネクションレーザー!!」

ロックした敵、物体を連鎖的に電撃のようなレーザーを放ち、攻撃する一撃をダイナモに見舞う。

ダイナモ「やるねえ、そろそろ本気でやるかい?お互いに?」

ルナ「ご勝手に。てめえに構ってる暇はねえんだよ」

ダイナモ「そう…けど、危ないんじゃない?本気出さない…と!!」

Dブレードを受けていたバレットが弾き飛ばされた。

ルナ「チッ!!」

ダイナモ「貰ったぁ!!」

Dブレードがルナの身体を貫こうとする瞬間。

ルナ「舐めんなああああっ!!!!」

彼女の身体が発光し、しばらくして光が消えた後には…。

ルナ「ふう…」

ダイナモ「っ…」

大きく息をついたルナと右腕を切断されて、膝をついているダイナモの姿があった。

ダイナモ「っ…その能力は…一体…?」

信じられない物を見たかのようなダイナモにルナはニヤリと笑った。

ルナ「秘密♪俺としては…お前の身体の一部を手に入れられただけでも儲け物だぜ…」

ダイナモ「全く…信じられない物を見たよ…思いがけず力の入ったバトルになっちゃったけど…今日はこれで帰らせてもらうよ……シーユーアゲイン!!」

ダイナモは転送装置を使い、何処かへ消えた。

ルナ「…ふう、何とか追い払えたか…エニグマには何の損傷もなし…おい、アイリス。大丈夫か?」

アイリス「え、ええ…」

あまりの眩しさに目が眩んでいるのか、アイリスの目は瞬きを繰り返している。

ルナ「おい、オッサン。生きてるか?」

ダグラス「オッサン…言うなっての…」

痛みに顔を顰めたが、ダメージは大したことはないようだ。

ルナ「言葉が返せれば大丈夫だな。ほら、大将のトコに行くぞ」

アイリスの手を取ってシグナスの元に向かうルナ。






























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