第四章 炎
第7話 最後のデート
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ですよ!?」
「Bは論外って言ったばかりじゃないですか!」
艦橋から非難……というか悲鳴じみた声が飛んでくる。しかし神無月は……
神無月「五河司令だからこそ……ですよ」
「え……?」
クルーたちが頓狂な声を出した。
神無月はそんなクルーの人たちを見つつも、声を発する。
神無月「だって、ご覧なさい。あの華奢で、美しい、未成熟な肢体を。13歳中学2年生といういっしゅんの輝きを。もうたまらないでしょう。それ以外にないでしょう」
「だっからあんたはもう……ッ!」
もはや敬語を使うことを忘れ、クルーたちが頭を掻きむしる。
その時、
カチッという嫌な音がその場に響いた。
一瞬でその場が静まり返る。
皆がある人物の方をゆっくりと振り向く。
その人物は頭を掻きながら言った。
一方「そォいや俺がなンで佐天と一緒に五河兄妹の護衛をしてないか言ってなかったなァ……」
一方通行はニヤッと笑い、そして告げた。
一方「俺はよォ、五河琴里から頼まれてたンだわ。神無月恭平が変な選択肢を選んだり、変な行動をしたらそいつを止めろってなァ……」
神無月から嫌な汗がダラダラと流れた。
確かに琴里からのお仕置きは好きだが、相手が学園都市のLevel5で、その中の1位となれば話は別だ。
一方「てなわけで……あンたにはちょいと眠ってもらうぜ」
一方通行が地を蹴り、神無月に向かう。
ベクトル操作で足の蹴りのベクトルを変えた一方通行を捉えることはできなく……
神無月「ぐはっ!」
神無月は一方通行によってみぞを殴られて、その場に泡を吹いて倒れた。
一方通行はすぐさまマイクに近づき、
一方「オイ、@の『全部さ。琴里は何を着ても可愛いよ』にしとけ」
と言った。
すると、すぐに士道から返事があった。
士道『ほ、本当に大丈夫なのか!?ていうか今、神無月さんの明らかに大丈夫じゃない声が聞こえたんだけど!?』
一方「ほォ……テメェはBの選択肢がいいのか。なら俺は止めはしねェよ」
士道『……いや、@の選択肢にする』
士道が紳士な男で良かった。そう思った一方通行であった。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
という経路であった。
その後、四糸乃がつけていた右手のよしのんが流されて、プールが氷漬けにされたというのはまた別の話……
と、
ここで気づいたのだが琴里は一度もプールに入ってないのだ。
令音『シン、そうしてるのも何だ、琴里を誘ってみたまえ』
と令音の声が聞こえてきた。
士道「そうですね………な、なぁ琴里、せっかくだしウォータースライダーで遊ぼうぜ」
と言って
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