第五話 なんで私がこんなめに・・
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に友達の事を話すから、どんな子か気になっただけだ。
なのはの話を聞いていると、その友達はどうやら双子らしい。
カエデちゃんという子はカズマくんという子に容赦が無いらしく、ほぼ毎日頭を踏みつけているらしい。
カズマくんはほぼ毎日なのはを俺の嫁と言っているそうだ。
・・・・父さんと一緒にカズマくんとは話が必要と話し合ったのはなのはには内緒だ。
それから数日たった今日、なのはが友達を連れて帰ってきた。
最初の印象はとにかく綺麗な女の子だった。
整った顔立ちに太陽の光でキラキラと輝くような銀色の髪。
人形のような白い肌、左右の色違いの眼。
まるでお伽噺の中から出てきたお姫様みたいに儚い印象を受けた。
・・・・なのはの話ではその真逆だったが。
実際にカエデちゃんと話そうとすると、何故か俺や美由希を避けるかのように俺達に近付こうとしなかった。
その時は恥ずかしがっているか、歳が若干離れているから警戒されているのかと思ったが、実際は全く違った。
彼女は驚くほど綺麗に俺達の手の届く範囲、つまり間合いに入ろうとしなかった。
それに気付いた瞬間には、俺達は彼女の実力を知りたくなった。
・・まぁ、涙眼になりながら美由希の攻撃を防いでいる彼女やなのはを見て、後悔が押し寄せて来ているが。
・・だが、カエデちゃんは凄いな。なのはと同じくらいの歳だろうに、美由希のの攻撃をほぼ防いでいる
「あはは、すごい!よく避けるね!なら、これはどう!?」
・・美由希の奴、半分本気で当てる気になってないか?いや、いくらなんでも寸止めはするよな?
そんなふうに見ていられたのはそこまでだった。
「もう、嫌になりましたよ・・」
そう彼女に言わせてしまったことが、俺と美由希がやってしまった間違いだと気付けなかった。
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