第190話 幕開け
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!頑張れーーーっ!」
応援席から声援が飛ぶ、飛ぶ、飛び回る。
ショ「ここから改めて見ると、本当にすごいチームだな。」
ト「負ける姿が想像出来ないのは、僕だけですか?」
ウェ「私も全く、想像出来ませんよ。」
ショールが呟き、トーヤの問いにウェンディが同意する。
フ「勝つか負けるか、進む道は2つだけ・・・か。」
鳥の姿になっているフレイがマヤの頭の上で独り言のように呟く。その呟きが聞こえたのか、マヤが目を上に向けて、
マ「あの5人が行く道は、勝つ道に決まってるじゃん!」
自信満々の笑みを浮かべて言った。
ル「皆、「勝つ」って言葉しか頭にないと思うなぁ。」
ルーシィがどこか楽しげに呟いた。
ナ&リョ&ユ「ふぇ〜〜〜〜〜。」
一方その頃、会場にいるナツ、リョウ、ユモは目を丸くしていた。
ナ&リョ「す・・すげー、な。」
ユ「もう「イベント」って騒ぎじゃなくなってる気が・・・」
グ「去年もこんな感じだったよな?」
エ「あぁ。もっと盛って言うと、去年よりすごいと私は思うがな。」
ナツとリョウとユモの正直な感想を聞いて、グレイとエルザが口を開く。エルザは高い位置で束ねたお団子とポニーテールを合わせた緋色の髪を揺らしながら会場を見回す。
バフッ!と炎を纏った拳を掌にぶつけナツがニィッと口角を上げて笑った。
ナ「燃えてきたぞ。」
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ドムス・フラウの地下深く。
銀色の台座に置かれた黒い大砲。黒い大砲の中央部に書かれている赤い術式は休まずに刻々と時を刻み続けていた。
『『極悪十祭』まで、残り2日 50時間28分31秒』
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チャ「己が武を、魔を、そして仲間との絆を示せ。これより!大魔闘演舞最終日、チーム全員参加のサバイバルゲーム、“大魔闘演舞”を開始致しますっ!」
チャパティ・ローラの実況と共に、巨大な花火が1つ打ち上げられた。
チャ「バトルフィールドとなるのは何と、クロッカスの街全域です。各ギルドのメンバー達はすでに街中に分散して待機しています。」
会場に6つの映像魔水晶の映像が映し出され、映像に
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