第五十四話 Oceanographic Museum
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を備えるシグマウィルスに寄生されてしまえば、作動するはずのない骨董品が動き出したとて何の不思議もないのだから。
エックスはデスエベンジの猛攻を凌ぎながら、デスエベンジの砲門に向けてバスターを構えた。
エックス「プラズマチャージショット!!」
まずは頭部の砲門を潰す。
デスエベンジの耐久力は凄まじいものがあるが、いくら劣化してもスパイラルクラッシュバスター並みの威力を誇り、着弾点にプラズマを発生させ追加ダメージを与えるプラズマチャージショットの前では形無しだ。
更にプラズマチャージショットを放ち、他の砲門を破壊するが、デスエベンジの追跡は止まらない。
舌打ちしたい衝動に駆られたが、エックスは意識を集中させると両手に風属性のエネルギーを纏わせる。
かつてのレプリフォース大戦で得たストーム・フクロウルの特殊武器。
エックス「ダブルサイクロン!!」
チャージダブルサイクロンを受けたデスエベンジは凄まじい乱流により押し戻された。
その隙に前進するエックス。
しかし、シグマウィルスにより強化されているのか、ダブルサイクロンにより生じた乱流を抜け出して来たのだ。
エックス「(ノヴァストライクさえ使えれば…)」
負担は絶大だが、ギガクラッシュのエネルギーを一点集中して繰り出す体当たり攻撃。
それを使えればデスエベンジの強固な装甲を貫いて、動力炉を破壊出来るのだが…。
エックス「無い物ねだりしても仕方ない!!」
Xブレードを抜き放ち、刃を発現させると、口の砲門に一撃を喰らわせる。
そして次の瞬間、チャージを終えたバスターを砲門に向ける。
エックス「プラズマチャージショット!!」
プラズマチャージショットがデスエベンジの口の砲門に炸裂した。
砲撃が放たれた直前に受けたことで砲門が爆散する。
次にデスエベンジの後方に移動するとミサイル砲台にプラズマチャージショットを繰り出す。
エックス「たあああああっ!!」
チャージブレードで残りの砲台を破壊する。
そしてプラズマチャージショットでスクリューを破壊するとコントロールを失ったデスエベンジは何処かへ消えていく。
エックスはそれを見届けると先を急いだ。
しばらく泳ぐと旧世紀の木造の大型船に辿り着いた。
エックスは辺りを見回した。
ここなら水中よりまともに戦える。
急いでマッコイーンの元に向かうが、しばらく走るとエックスの視界にあのカプセルが入る。
エックス「あれは…」
ライト博士のカプセル。
エックスが歩み寄るとライト博士のホログラムが現れる。
ライト『お前達レプリロイドにとってシグ
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