作者:とよね
『死にたい、と思った。心の底から――』
病んだ太陽が血を流し、生ける屍と魔術がはびこる老いた地球。
人間が現実として認識できる領域は無数の〈相〉に分かたれ、神に見放された人々は、希望が存在しない世界でのあてどない彷徨をさだめづけられていた。
物語はすべての陸地を失った〈水相〉から始まる。
海に浮かぶ都市群。孤独な侍祭の少女のもとに、未来の日付の手紙が届く。少女は手紙が来た道を逆にたどり、終わらない夕闇を漂流するさだめに抗う旅に出た。
侍祭の少女の旅立ちを機に語られる者達は、生贄として育てられた娘、人の似姿を得る事を望んだ精霊、王女、占い師、暗殺者――
皆が皆、ありやなしの希望を求めて追い詰められていく。
滅びの歌劇をめぐる小説集。
(この小説はブログと『小説家になろう』でも公開しております)
完結全 34話
▼ジャンル / キーワード
ファンタジー, ダーク
ダークファンタジー 鬱 輪廻転生
▼最終掲載日時:
2015/02/28 06:23
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