のつぶやき |
2015年 04月 04日 (土) 15時 26分 ▼タイトル 『別れ』について ▼本文 ちょいと思うトコロが有って、別れについて考えてみた。 何故、『蒼き夢の果てに』の最初の頃、かなりの執筆速度で書いて居たのか。 今までは、原作が完結する前にエンディングを迎えたいから。それを理由として挙げて有りました。 当然、それは真実です。今、拙作は原作小説から見るとまったく関係のない、更にアンチに分類される物語のように見えて居るとは思いますが、私は原作小説自身が最後にどんでん返しが行われて、それまでの価値観がひっくり返される物語となる、と考えて、その部分を先取りした物語を書いている心算でした。 ただ、その部分については、原作小説の完結がかなり難しい現在としては―― しかし、実はもっと大きな理由が存在していました。 もっとも、最近はその部分について忘れていましたが。一時……この話のプロットを考え付いた頃と比べたのなら今の状態はかなりマシと成りましたから。 ただ、ちょいと色々な事が有って思い出しました。いや、思い出して仕舞ったと言うべきですか。 職業柄、そう言う別れが有る事は理解していた心算だったのですが。現実にこの一年の間にも何人もの知り合いと……。 でも、矢張り自分とは未だ関係ない、と考えていたのでしょう。それに、そう言う部分から極力目を逸らすのが普通です。 『メメント・モリ』……と言う事なのでしょうね。 |