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2013年 02月 17日 (日) 02時 33分
▼タイトル
陰陽五行八徳について
▼本文
 先ず、陰陽の説明から。

『陰』 受動的・物静か・冷静・重々しい・消極的・女性的
『陽』 能動的・攻撃的・陽気・活発・積極的・外交的・男性的

 次は、五行の説明かな。

    色  方角   季節         惑星 
『木』 青   東    春         木星
『火』 赤   南    夏         火星
『土』 黄  中央  変わり目(土用)    土星
『金』 白   西    秋         金星
『水』 黒   北    冬         水星

 まぁ、ざっくり言うとこんな感じと成ります。だから、基本的にゼロ魔などの『地水火風』とは、若干意味合いが違って来ていますが、その辺りはそんなに気にしないでも大丈夫だとは思います。

 仁義八徳について。
 仁義八徳とは、そのキャラクターの行動を決める際の重要な指針と成っている部分。大体、これに沿って、私の物語に登場するキャラの行動は決めて有ります。

『仁』 すべての人に尽くそうとする心。正義のヒーロー系は大体これに当てはまる。
『義』 事の道理・筋道・正しさが最も大切だとする心。法と秩序、平等と公正を重んじる心。マトモな政治家系などがコレに分類されます。
『礼』 礼儀・事の手続き・きちんとした付き合いが重要とする心。折り目正しく、世間的に評価を受けている立派な人。
『智』 知識・知恵こそが人を救う道だと考える心。科学者・歴史家・安楽椅子探偵等。
『孝』 親を敬い、大切にする心。血族・一族をもっとも重要とし、子供としての義務を果たそうとする。
『悌』 兄や姉、血の繋がった目上の者に素直に従う心。三国志演義に置ける、関羽や張飛の義兄弟の契りなども含む。
『忠』 忠節・絶対の服従・他人との約束や誓いを守る心。騎士や侍など。
『信』 人を信じる心。嘘を言わず、何かを強く信じる。特に、言葉を重要と考えるタイプ。

 尚、一般に語られて居る順番は、
 仁義礼智忠信孝悌 の順番ですが、私の物語では、
 仁義礼智孝悌忠信 とします。

 自分を生んでくれた親に孝を為せないような人間に『忠』や『信』はない。
 まして血の繋がった人間を大切に出来ない人間もそう。故に、孝と悌を上位に置き、忠と信を後に持って来ています。……確か、滝沢馬琴もそう言っていたと思いますし。
 うろ覚えだけど。

 それで、ゼロ魔原作に置けるタバサは、父親の仇討ちが前面に出ているトコロから、
 タバサ『陰・水・孝』もしくは、『陰・金・孝』と成りますか。

 ここまで読んでくれた方へのネタバレ。

 尚、蒼き夢の果てに内のタバサに関しては、
 主人公の予想では、タバサ『陰・水・智』だと思って居ますが、
 実は、『陰・水・悌』です。

 それともう一人。ずっと先の話で登場する湖の乙女は、
 実は、『陰・水・忠』です。

 ふたりとも、一番重要と考えているのは、智ではなく、悌と忠と言う事です。
 もっとも、ギリギリの場面まで、そんな素振りは見せませんけどね。

 湖の乙女は、昔、主人公と交わした会話で、主人公の好みの女性を知りましたし、
 タバサの方は、とある女神の加護を受けて居るのと、他にも少し理由が有ります。
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