のつぶやき |
2014年 11月 09日 (日) 02時 09分 ▼タイトル 原作矛盾 ▼本文 できるだけ原作矛盾をしたくないという二次創作者としての変なプライドがこの世と私の中に存在します。 だけれども矛盾ナシ目指すぞ、と原作を読み込んでいるうちに「あれ?ここアニメと食い違うよ」「え?この描写どっちにとればいいの?」とか大変なことが起きます。設定の隙間があるなぁと思い、進行上必要なためそこにオリジナルをぶっこんでみたら「じつはこのページに書いてあるんですよぉ」とかいうこともままあります。ありました。 もし事前に知っていたのならボツとして別の手段を考えて話を展開するのですが、一度投稿したものを変更はしにくいです。後々の話でフォローを入れるのもありですが起承転結や伏線が崩れたりすることもあるので技量が必要です。私にはありませんでした。適当なフォローを後書きに突っこみました。これは許されない愚行かもしれません。 一度犯した失敗は投稿という手段を用いた以上、戻ってきません。なんたって本番なんですからね。誤字脱字ならむしろ修正をするべきなんですけど、矛盾を修正するのはお話をひとつ丸々根っこから改変することを要求されかねません。「だったなら起こさなくすればいいだろ!」ということで予防法を考えてました。 私が見つけた矛盾の予防法としては、推敲、読み込み、ぼかし、引き際、でしょうか。 推敲をすれば、小説書いているときとは違う冷静な私が、恥ずかしいミスをもしかしたら発見してくれるかもしれません。とは言っても矛盾というものは誤字脱字と違い一度勘違いすれば指摘されるまで永遠と勘違いするものだからあまり期待できませんよね。でも私は三回以上は絶対に推敲します。ミスが怖いから、というよりも推敲するほうが文に磨きがかかって仕上がっていく感じが好きだからですが。 読み込みとは、まんま原作を読むことですね。「原作を読んでもわかんないよぉ><」という時は賢い人の推察を読めばいい回答を見つけれるかもしれません。でもその人の情報が古かったりすると推察が原作によって塗りつぶされることもあるので最近更新されたものでない限り、あまり参考にできないのが悲しいところです。 次にぼかし、あえて描写しないことで設定が不安定な場面をスキップするという荒業です。乱用するとドラゴンボールの戦闘並に場面が飛ぶことがあるので多用は危なそうです。「何処へ行った!?」「上だァ!!」みたいな感じですかね? でもどうしてもわかんないなぁという時は使うべきなんでしょう。これ将来的に設定入ってくるよなぁという場面にオリジナルをぶっこむと大火傷をしかねませんからね。これは別の世界線なんだ!と言うのは全然OKなんですが主要人物が死んだせいで新章に入れませんよぉとかなったら酷いですから。SAOでいうのなら、GGOの敵をSAO編で殺っちゃった☆ とかするとキリトくんGGO行きませんからね。新たな展開を出現させればいいのですが、なんだか二次創作の旨みを取り逃した感じがしてできれば私はしたくありません。そういう意味ではぼかしは二次創作としてもあと伏線としても重要で必要な技かなと思います。 最後に引き際ですが、オリジナル展開の引き際ですね。オリジナル展開は読み手を引き込ませる最重要な手段だと思います。でもあまり多用すると取り返しのつかないとこまで踏み込んでしまうんじゃないでしょうか。私は原作のヒロインをヒロインとして採用するのをもの凄い危険視しています。ヒロインとオリキャラがくっ付いたということは言うならば主人公側の戦力が減った、ですからね。化物語で言うなら八九寺ちゃんが幽霊じゃなくなったみたいなもんですよ。怖い! ヤバイ! 私にはそれを収束させる自信がなかったのでオリキャラで妥協しました。弱虫ですね。 以上、よっつの予防法でした。最初から矛盾覚悟で進む作品も多い昨今、あまり役に立たない考察かもしれませんが、原作重視、原作矛盾なし、という最高にクールな人も世界にはいっぱいいますでしょうので書いて損はないかなぁと思いました。こうやって文にすることによってハッキリと意識することもできますし。ええ、結局は自分の為ですね。謝りませんよ。自分の為なんですからね。呟きですからね。物書きのツイッターですからね。 |