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2014年 09月 01日 (月) 00時 19分
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作者お気に入りして下さっている方々とご覧になってくださった方々へ
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どうも、公開つぶやきではありません。


少しばかり遅れましたが、
8月31日を以って、私の描く物語『乱世の確率事象改変』は一周年です。
このサイト様では違いますが、一区切りのご挨拶を。


前サイト様から見て下さっている方々、新規で読んで下さっている方々、本当にありがとうございます。

読んで下さっている方々がいる、それだけで心が励まされます。

しっかりとエンディングに向けて頑張ります。





敵、味方、原作の勢力……いろいろと思考を回し、心情を読み解き、描いてきました。
外史設定、かなり苦悩しました。

そして……多分、桃香と華琳が一番悩んだ。

今生きる命を一人でも多く救いたくて、戦を根本的な部分から止めようと動いた桃香。

理想を見据えながら現実を見て、天下統一を為して、三国連合を作り上げて戦の種を世から消そうとした華琳。


どちらも正しくどちらも間違い。私はこの言葉が好きですよ。


だから、桃香を劣化させて、貶める事はしたくありませんでした。平和の維持に尽力する彼女を描きたかったのです。
原作の心理をなぞったのは連合参加まで。そこからは根っこは変わらないまでも成長した桃香を描こうとしました。まあ、筆力不足で中途半端かもですが。

皆様から見て私の描く彼女は、今はどうでしょうか? そういう感じに描けていたら幸いです。

そして華琳。
原作の彼女は、恋姫達の誰よりも桃香の事を認めていた、と思います。だからこそ三国連合に落ち着きましたし……。
掲げるモノは認めない、でも人間としては認めているって感じでしょうか。
連合国家と同盟国は似ているようで違います。
同盟は信用と牽制、連合国家は信頼ではないでしょうか。

あの魏のエピローグは、そういった華琳の信頼のカタチが現れて、三国連合になったんだな、と私は感じてました。

だから私にとって、蜀と呉のエンドと、魏のエンディングは重さが違うのです。

しっかりと覇王な華琳様を描きたいですね。
彼女が言っていた
「殴って、殴って、殴りぬいて、そうして降ったモノを私は慈しむ」
やっぱりそんな彼女を描きたいです。




私の描く物語、まだ絶望ばかりです。
絶望にのた打ち回り、それでも諦めないからこそ、人は美しいです。
痛くて、苦しくて、悲しくて……でもその後に、にっこり笑えるからこそ、人は綺麗です。
絶望の中、恋姫達が縋るのは希望ではなく、自分の力と想い。そんな感じになればいいですが……難しいですね、やはり。

そんな物語を描きたいです。
言うならばたかが二次創作ですが、誰か一人の心にでも、僅かな影響を与えられたらな、と思う次第です。

理不尽と絶望が蠢く乱世。救いがあるかはエンディングで。
「彼」と『彼女』と“彼女達”が世界を変える物語、です。
私の仕掛ける罠にもお気をつけくださいませ。



ではまた
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