のつぶやき |
2014年 07月 04日 (金) 23時 45分 ▼タイトル 世界観の話 ▼本文 自分の世界観では、人がもつ畏怖や畏敬を基盤として存在の概念を作り変えるような設定が存在します。 存在の神格化とかそれの最たるものですね。あれどっちかっていうと異端にするというか転化するというかですけど。 して、自分の『神格化』ですけど、あれはそういうものであると確信して信仰する人数の多寡によります。でも個人の信仰の質にもよるんですよね。要するに信仰の多寡と濃淡に作用します。基本的に『総体の意思』という名前の人類の共通認識がありますが、特殊な条件(両者合意など)や過剰な信仰濃度で『個体の意思』による神格化も可能ですね。過剰な信仰濃度を持っているのは『地の果て』の作中だと『他者崇拝』の体現者(しかもこいつ主要キャラ)しかいないので基本的に儀式的な階梯を経て『総体の意思』から『個体の意思』に移行されるパターンが多いです。 あとあまりに強くなりすぎるので主要神話の神格は登場しません。著名な神話の神格たちは、世界を作ったけど飽きたのでふと視界に入ったものに神性を押し付けて別の位相でいそいそと別の世界作ってます。一応は主要神話の神格は何かしらを媒介にして百分割された力の一端を召喚することが可能です。しかし困難を極めるので基本的に行われません。それより『個体の意思』で神格を使役した方が遥かに楽です。 そして、死後に神格として祀られた人間は須らく神格化しています。また、『総体の意思』による神格化の結果には『総体の意思で信仰される技能』が付帯されるので伝承次第では途轍もない神格になるものもいます。どんなにひ弱な人間でも死後に怪力無双と謳われ信仰されれば怪力無双になるような感じ。黒田二十四騎は福岡で信仰されてたり。 要するに祀られたり全員が畏敬や畏怖を以て讃えるような人間は須らく神格化し顕現する権利を獲得できます。 そしてこれは二次元にも適応されるので、正田卿の熱烈なファンがメリクリウスを全力で神格化したらその世界にメリクリウスが顕現できます。世界法則がヤバいことになりますけど。 |