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2014年 04月 25日 (金) 18時 37分
▼タイトル
巫女の予言以下の説明等々
▼本文
 それでは、『巫女の予言』以降、色々な部分の解説を少し。

1:巫女の予言

 本編第86話で、オスマン老とモートソグニルが交わして居た会話の内容がコレ。
 北欧神話。エッダ詩集の中心的な物で、作品が成立したのは10世紀の事だと言われています。
 但し、それがどれぐらい前から語り継がれて居たのかは不明。一説にはインド神話との類似性からインド・ヨーロッパ語族が分化する以前から語り継がれているのではないか、と言う説も有ります。

 尚、ゼロ魔原作と、この巫女の予言を含むエッダとの関わりがどの程度有るのかは、原作が完結する事が難しくなった現在では不明。まったく関係がない、とも言えないけど、関係しているとも言い難い状況。
 但し、私の物語では……。
 巫女の予言の詳しい内容にまでこの場で触れない事でお察し下さい。

2:ルルドの泉

 先ずルルドは、フランスとスペインの国境になっているピレネー山脈のふもと、フランスの南西部のオート=ピレネー県の小さな町の事。
 その小さな町。時代は十九世紀中ごろ。村の14歳の少女ベルナデットが郊外のマッサビエルの洞窟のそばで薪拾いをしている時に、聖母マリアが降臨したと言う騒ぎが起きたのですが……。

 まぁ、聖母マリアに関しては、受胎と共に原罪から免れていて、故に、罪の結果に因る死を免れている、と言う考え方も有るようなので、生きて居る状態。更に、受胎した当時の姿のまま何処に現われたとしても不思議ではないらしいのですが。
 ……って、そもそも『原罪とは何?』と言う疑問は放り出して下さい。それの説明を始めると長く成ります。
 まして、私自身が完全に理解している訳じゃない。

 それで、その時にマリアが指し示した泉の水を飲むとアラ不思議。どんな難病も立ちドコロに治る霊験あらたかな水が涌きだしていた、……と言う事なのですが。
 確かに、科学的に証明は不可能な回復を示した例も有るようなので、与太話だ、と一蹴する事も出来ないようなんですよねぇ。

 ちなみに、第88話タイトルの『カトレア』と、この説明文の関係は秘密です。

3:ファティマの聖母

 20世紀最初の頃。ポルトガルのファティマと言う田舎町に聖母マリアが顕われたと言う事件。
 その時に聖母マリアが、死後に地獄が実在する、と言う事と、第一次世界大戦の終焉。そして、第二次大戦の勃発と、その直前にヨーロッパ各地でオーロラが観測出来るだろう、と言う予言。
 そして、第三の予言と言われる物を三人の子供たちに伝えたと言われて居ます。

 もっとも、それ以外にも、その場に水源がないにも関わらず水が涌きだして来て、その水を飲んだ所、病が立ちドコロに治ったとか、数万人の群衆の前で太陽が異常な行動を行ったとか、そう言う奇跡を伴う出来事が有ったと伝えられています。

 それで、第一と第二の予言に関しては公表されているのですが、第三の予言に関しては、完全に公表されたのか、それともされていないのか、意見が分かれる所ですが……。
 この『蒼き夢の果てに』内ではあまり関係がないですね。突き詰めて行くと、トンデモナイ長い物語に成って仕舞うので。

 昔のアニメ。クロノクルセイドの中でちょこっと扱われていたかな。あれはマグダラのマリアとか他にも色々と扱って居たような気もしますが……。
 まぁ、ここも扱うとなると南仏を暴れ回った十字軍の所業にも直結すると思うので、詳しくは触りません。

 デミウルゴスとか、ソフィアとか、カタリ派とか……。

4:紅い月、オーロラ、彗星、流星(火球)

 言わずと知れた、世界が乱れる時に、その兆しとして発生する現象です。
 キリスト教的黙示録の中には神の千年王国の到来の前段階で起きる現象でも有りますか。
 但し、飢饉(凶作)や疫病など、かなり直接的なフラグは、主人公たちに因って折られ続けて居ますけどね。
 太歳星君や牛頭天王などが完全に顕現しませんでしたから。

 それにしても神の千年王国ってヤバい雰囲気だよねぇ。特に、大隆起が阻止出来ない事を知って居る教皇が語る解決法って、世界扉を利用した選ばれた人間のみの移住だから。

 尚、ここで語って居る教皇の大隆起に対する対策は、私の世界の教皇の対策で有って、原作世界の教皇の対策とは違う可能性もゼロでは有りません。この辺りについては予めご了承ください。
 もっとも、そもそも、大隆起の原因がゼロ魔原作と、私の世界とでは違い過ぎて、同じ結末に至る可能性は限りなく低いんだが。

 それでも、結果は同じ結末に至ると信じて書いて居るんですけどね。
 『四の四』に関しては……。当然、扱いますよ。原作小説の形とは違い、神話に即した形での再現と成りますけどね。

 それでは次回のつぶやきは、『カトレアの病気について』ですか。
 但し、これは『小説家になろう』の私のつぶやきに有る内容と大差ない内容と成ります。

 つまり、『カトレアが病弱なのは現実に存在する病気などではなく、霊障で有る』と言う説明に成ります。
 但し、これも私の物語内のみで通用する考察に成る事は御了承下さい。
 それに、三周目に当たるこの世界のカトレアは病弱じゃ……。おっと、イカン。
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