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2014年 03月 09日 (日) 20時 39分
▼タイトル
書きながら、思うこと
▼本文
克明にしすぎてもいけないし、曖昧に過ぎるのもいけない。
物書きの方々なら自明のことでしょうが、自分はそんなことを考えながら書いています。
克明にして、相手の思考の余地を無くしてしまうような作品はいけない。さりとて、曖昧にしてしまって相手の感覚に一任してしまう、というものまたいけない。
克明に至らず、曖昧に落ちない中間地点。
それが小説など、活字の文章にあるべきものという解釈をしています。ある程度の造形を見せつつ、相手の感性に委ねる。まぁ、自分の独自解釈のようなもので、最早曲解のようなものなのですが。自分は常にそれを目指して、話を書いています。
しかしこういう一種の究極みたいなのは自分みたいな非才にはまるで届かなくて、どうしても、克明に描写しすぎてしまったり、曖昧な描写に留めてしまったり。波みたいに不安定な状態があります。
人の感性っていうのは同一なものなどありませんから、読む人によってその小説に対する感想は変わります。趣味嗜好とか、そういうのは一番に影響するでしょう。そもそも趣味嗜好だって個々の感性の表れのようなものですからねぇ。他人の感性に委ねるというのあるべき姿かな、と愚考。
難しいものです。これからも話を書くのを頑張ります。



長文乱筆、大変失礼いたしました。
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