のつぶやき |
2014年 01月 04日 (土) 21時 42分 ▼タイトル 「我が前にラファエル」の呪文についての解説。 ▼本文 それでは第79話後書きでも記述したように、生きて居る炎クトゥグアを退去させた際に主人公が使用した魔法に付いての解説です。 「我が前にラファエル」 ……と言う有名なフレーズで始まるこの呪文。 もっとも、主人公はその前に妙なフレーズを入れて有りましたが。 「アテー、マルクト」「ヴィ・ゲブラー、ヴィ・ゲドラー」 これは、セフィロトの樹に対応しているのですが……。 セフィロトの樹に関しては、別に重要じゃないので割愛。 要は自らの身体の中に巨大な。いや、本当はもっと大きな十字架をイメージしろと言う事らしいのですが。 それで、この呪文。『五芒星小儀式』と呼ばれる呪文は、黄金の夜明け団と言う魔術結社で始められた魔術儀式らしいです。 レンタルマギカを御存じの方なら、メイザースと言えば判りますかね。 ハイスクールD×Dを御存じの方なら、リアス・グレモリーの元ネタ。ソロモン七十二の魔将の一人、グレモリーなどの記述を記したグリモワール『ゲーティア』を翻訳したマグレガー・メイザースが所属した魔術結社です。 おっと、この程度の事は言うだけ野暮でした。 もっとも、第79話内での使用方法と似た方法で五芒星小儀式を使用した例は、古い漫画の『サイレントメビウス』ですか。 その辺りのイメージも多少は加味しているかも知れません。 要は、周囲に居た少女たち(厳密に言うと非人類)に霊道を通して、その周囲を一切の不浄を寄せ付けぬ結界化。高まった霊力をすべて聖槍ロンギヌスに注ぎ込んで放った。 これだけの事なんですけどね。 尚、本来は、帰命北方玄帝から始めて、急急如律令で終わる東洋的な呪文にしても良かったのですが、それでは地球の神々vsクトゥルフの邪神の形が取れないので、こう言う西洋風の魔術の行使と成ったのです。 それが理由でタバサには日本の神道の祝詞に似た呪文を唱えさせましたし。 それでは、今回はこれまで。 次は……。可能性として一番高いのは『贖宥状』ですか。 もしかすると『十字軍』『ファティマの聖母』などの解説に成るかも知れません。 |