のつぶやき |
2013年 12月 05日 (木) 18時 08分 ▼タイトル ビヤーキー・イタカ・チェルノボーグの解説。 ▼本文 毎度毎度、ゼロ魔二次ではあまり見かける事のない魔物や邪神を登場させている『蒼き夢の果てに』。 その魔物の解説をここに挙げて置きます。 もっとも、今回は『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』に登場した死に神の解説も同時に挙げて有りますが。 それでは、ゼロ魔二次『蒼き夢の果てに』第77話に登場した魔物の説明から。 星間を渡るものビヤーキー 名付けざられしものハスターの奉仕種族。 体長は二〜三メートルほど。人語を解し、なつかせる事も可能。 大きな翼で、宇宙空間を高速で飛翔する能力を持つと言われています。 ただ、その速度は地上では時速七十キロ。宇宙では光速の十分の一。腰に有るフーンと呼ばれる、良く判らない器官を使用すると光速の四百倍の速度でワープが可能だそうです。 ……って言うか、大気圏下の飛行速度が遅すぎるぞ、ビヤーキー。小学生のエースが投げる球でも時速百キロは出るでしょうが。 バッティングセンターなら、百三十までは余裕で打てる私なら、ビヤーキーは簡単にホームラン出来るな。 ……と言う訳で、大気圏下でのスピードは、そんな遅い速度ではない設定で表現して居ます。 後は、常にキーキーと言う非常に耳障りの悪い金切り声を上げて居るとか、 脚はしっかりとした作りに成って居るのですが、ほとんど歩くと言う事はなく、常時飛行している、とか、 地球上に拠点を持って居ることはなく、空気のない小惑星や彗星の核に住んで居る、とか言われている存在です。 風に乗りて歩むものイタカ こいつもハスターの眷属。小神と言ったトコロでしょうか。 人間に似た輪郭を持つ途方もない巨体、人間を戯画化したような顔、鮮紅色に燃え上がる二つの目を持ち、足には水かきがある。 目撃者の中には、「眼のある紫の煙と緑の雲」と表現した者もいるらしいです。 カナダの先住民の間で、氷雪の夜に森林地帯を徘徊し、風に乗って目にも留まらぬ速さで現れ、人間をさらって行くと言われる精霊「ウェンディゴ」として知られています。 なんと言うか、良く判らない存在。大気のような希薄なヤツのようなので、ある程度物質化したアストラル体的な表現を行って居ます。 上手く表現出来ているかどうかは微妙なのですが。 黒き神チェルノボーグ コイツは『私は何処から来て、何処に向かうのでしょうか?』の第15・16話に登場した敵なのですが……。 スラブ神話の死に神。その名前は「黒い神」を意味するらしいです。 その名前から、夜や闇、破壊と死、冥府の神・悪神として捉えられることが多いものの、その本来の性格については不明。 神話中においては、白や光を司る善神ベロボーグと対をなすものとして語られて居ます。 最初、白い神と黒い神が協力して世界を創り上げたのですが、その後に対立。黒い神の方は地上に落とされて邪まな精霊に変えられた、と言う神話が残されているようです。 もっとも、この手の神話は結構有りますから、取り立てて珍しいと言う訳ではないのですけどね。 こんな感じですか。 それでは次回の解説は大物。名付けざられしものハスターと、生きて居る炎クトゥグア。それと、炎の精に付いての解説を行う心算です。 それではまた。 |