のつぶやき |
2013年 11月 19日 (火) 16時 11分 ▼タイトル 【非公開】つらつら雑記 5 ▼本文 シフト休みが悪天候で潰れる中、今回もひっそりとぼやきます。 さて、『雪花の咲く庭で』の第2章が2013年11月24日の0:00に開幕予定です。 一気に登場人物が増え、ただでさえ亀の歩みの物語進行もペンギンの歩行スピードくらいにはなると思います。 …で、今回はひとまず『開花日和』にはあった単語説明とかを『雪花の咲く庭で』バージョンでやっていきます。皮肉や嫌味もできるだけ説明するつもりです。それでもわからない箇所があったら感想やメッセでお願いします。 とりあえず、今回はプロローグより説明。 >>>Prologue:Black Camellia …タイトルの意味は「黒い椿」。椿の花は落花の際に根元からぽとりと落ちるため、首が落ちるとして縁起が悪いと受け取られたことも。ちなみに日本で言う椿と中国で言う椿は全く別の植物だそうで。 >ハンムラビ法典 世界史では避けて通れない単語ですよ学生の方々…といっても、この作品は18歳未満閲覧禁止ですけどね。 作中で取り上げたとおり、「目には目を〜」という同害報復の原則、いわゆるタリオの原則で有名ですが、実際は身分によって罰に増減があるというのもお忘れなく。やはり特権階級の方は罪に対して受ける罰を緩くしてもらえたそうです。 >「人間界のとある御子さまはこう言ってる。『汝の隣人を愛せ』と」 >「Oh, Jesus……」 この部分、男の台詞を「なんてこった…」と訳さず、直訳にすると地味に青年がごまかした部分に答えています。 こんなダブルミーニングの会話は書いていても楽しいです。 >カルヴァリ Calvary。一般的にはゴルゴタ(の丘)といったほうがいいでしょうか。キリストの処刑地です。 >イトスギ 別に珍しくもない植物ですが、花言葉は「死」です。 >彼女の亡骸 手足に杭と、左脇腹に刺し傷。これもキリストが処刑された状況です。 死んだかどうかを確かめるために左脇腹を刺した槍が後にロンギヌスの槍として聖遺物扱いされると、その当時どれだけの人が思ったんでしょうか…。 |