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2013年 10月 18日 (金) 16時 47分
▼タイトル
悪意の体現イゴーロナクと湖の住人グラーキーについて
▼本文
 それでは先ず、悪意の体現イゴーロナク(第70話王の墓所に登場)の説明から。

 クトゥルフ神話に登場する邪神の中では明らかに小物です。コイツの憑巫とされる条件は少なく、少しでも邪悪な要素を持って居たら自分の司祭にする為に捕らえて放そうとしないそうです。
 その邪悪と言う定義も、ちょっとした悪意。例えば、古本屋の主がちょっとした悪意から本を安く仕入れた。この程度の悪意でも、イゴーロナクの司祭。つまり、憑巫とされる条件と成るみたいです。

 もっとも、悪意の体現イゴーロナクに憑依される為には、グラーキーの黙示録と言う書物に目を通す必要が有るのですけどね。

 それでは次。湖の住人グラーキー(第74話湖の住人に登場)に付いて。

 イギリスの湖、もしくはニューギニアに棲むとも言われて居ますが、はっきりした事は判ってはいません。
 自らの信徒を『夢引き』と言う方法で誘き寄せて、グラーキーの棘と言う物を突き刺しアンデッド化して行く。こう言う能力の持ち主。
 但し、現在は本来の能力を発揮出来ない為に、2〜3km程度の距離にしか夢引きを行えないようですけどね。故に、被害が対岸の街でしか発生して居なかったのです。

 尚、クトゥルフ神話に登場する湖の住人グラーキーの大きさは、小島ほどの大きさではないと思います。多分、三十メートル程度じゃないのかな。

 まぁ、イゴーロナクからグラーキーに繋がる流れは、クトゥルフ神話に詳しい人ならば読めて居たとは思いますけどね。

 それでは今回はこれまで。
 次はかなりの大物を含んだ解説に成る予定です。
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