のつぶやき |
2013年 06月 18日 (火) 19時 29分 ▼タイトル 予告PV? ▼本文 日中、1時間ほど時間が空いたので……暇だったのでこんなの作りましたw 〜ちょっとだけチラ見〜 「あそこが目的の場所じゃな」 「あれが……」 あそこに……あるはずだ。 「持っていくのはかまいませんよ。ただ……」 そう言って、冷たく笑う于吉。 「その前に……少し試させてもらいましょうか」 「どうしてもやらなきゃダメなの? 朱里ちゃん」 「はい。この農業改革、工業改革、軍事改革、政道改革……これは絶対にやらなきゃいけないんです」 この先の未来のためにも……どうしても、絶対にやらなきゃダメなんです。 「やっぱり……戦わんとあかんのか」 「いい加減諦めろ、霞。奴らは敵だ」 「アホ抜かせ。盾二が敵になるっちゅうんが、どれだけ恐ろしいか……あんたにわかるわけないやろ」 「お前は弱い」 俺は……弱い。 だから……力が、欲しい。チカラガ……ホ、シ、イ 「じゅ、盾二様を止めなきゃ! 桃香様!」 「止めないよ、私は。ううん、私達も攻撃します。だって……絶対に、絶対に私も許せない。朱里ちゃん、全軍に攻撃命令を」 「桃香様っ!?」 今まさに命が刈り取られる瞬間。 そこに飛び込んできた黒い影により、死神の鎌は受け止められた。 「いってぇ……馬鹿力は相変わらずだな、相棒……」 立ち去る俺に、泣き腫らした朱里が叫ぶ。 「それじゃ……それじゃまるで、曹操さんじゃないですかっ!」 その言葉にも振り返らず……俺は扉を閉めた。 血を吐くような叫びが、降りしきる雨の音に混じる。 だが、それでも一刀は、再度殴り飛ばした。 「ふざけんな……ふっざけんな! 俺たちは……俺たちは、家族じゃないのかよっ!?」 「さて……じゃあ、今日からこの魏に仕えることになった者を紹介するわ」 華琳様の言葉に、はっとして顔を上げる。 そこにいた黒ずくめの男は……ニヤリと笑った。 船の舳先に立つ、二人の男。その手は、青く輝く……互いの拳。 「かずとぉぉぉぉぉぉっ!」 「じゅんじぃぃぃぃぃぃぃっ!」 「言っただろ……覇王なんて……幻想なんだよ」 一刀は、絶で切り裂かれた額を拭いもせず、華琳を抱きしめた。 「もういい……もういいんだ。もう……自分を許していいんだよ……華琳……」 「そんな……バカな……」 なんであれが……なんであれが、ここにあるんだ! 「あ、あれが……先輩が死に掛けたという……」 「そのために……それだけの為に、こんなことを……」 「は、ははははは! お、お前のせいだ! 何もかも……全部、お前のせいなんだよぉぉぉぉっ!」 狂ったように泣き笑う唐周。そうか……そこまで、俺が憎いのか……。 「ごぶっ……へ、へへっ……死ねるかよ……やっと……やっと見つかったんだ……俺の、俺だけの、生きがいが……」 喉から込み上げる血の塊。腕の骨は完全に砕かれている。足の裂傷は動脈まで達しているかもしれない。それでも……それでも。 「だから……み、未来を……勝手に……決めるんじゃ……ねぇ……」 真・恋姫無双 矛盾の真実 最強の矛と無敵の盾 please expect it! 「俺は……俺の名は、北郷盾二! 二人を護る……無敵の盾だっ!」 ※なお、細かい部分は変更する場合があります |