のつぶやき |
2019年 03月 04日 (月) 20時 50分 ▼タイトル 女キャラ作るの苦手病 ▼本文 実のところ、この病を解消すべく最近は割と女の子を積極的に書くようにしているのだけれど、これがまた上手くいかないと言いますか。こう、ラノベによく出てくるようなポンと出てきて可愛さアピールして適度にピンチになって助けてくれた主人公にぽっとホレる量産型テンプレヒロインみたいなの書きたいなぁ、とたまに思うのですが、いざ自分の作品見てみると女の子は大抵イロモノです。 なんというか、テンプレヒロインに感情移入できないのが原因な気もします。私は割と好みが極端なので、ライトノベルで女の子がたくさん出てくる話は主人公に思いを寄せるor寄せそうな子の3人目が出てきた辺りで飽きて放り出してしまいます。別に文章に問題がある訳ではないんですが、実は昔からそういう所はある気がします。 仮面ライダーで初めて見たのはクウガでした。熱中しました。次にアギト。面白いといえば面白いけどクウガほど夢中になれない。で、次に竜騎が来た時、途中で飽きて私の仮面ライダー道はバッサリ切れました。以降仮面ライダーをちゃんと見ていません。クウガほどの深みを後世の作品に感じなかった訳ですね。 そんな感じで私はコレだ!とクリティカルしたものが出ると、それと同ランクもしくはそれ以上の出来のものが次にやってこないと飽きてしまってあまり同ジャンルの別作品や続編的作品を見なくなったりします。多分一つの作品に思い入れが強くなりすぎて、その満足度と同程度かそれ以上のものじゃないと満足できないんだと思います。 例えばですけど、似たジャンルの本が三冊あったとします。全部満足度70%くらいのものです。本をたくさん読む人は70%、別の70%、更に別の70%と読んで、どれもそれなりに満足できたな、となります。満足できてるので続きも買います。 でも私の場合、事前に同ジャンルで満足度80%のものを読んでいると、70%のものには全く満足できないんです。当然そのあとの二冊もざっと読んで満足できないのでそこで切り、続編を求めません。だって満足できないから。 フルメタル・パニック!が好きでした。アナザー買いました。飽きて途中から買ってません。まああれは作者違いますけど、正直同一世界線ながら深みがなかったです。 とある魔術の禁書目録を買ってました。結構夢中でした。新約になってから、面白いけど前と同レベルの深みに踏み入っていかないので飽きてもう読んでません。 近い人から言われたのは、お前は満足の敷居が高すぎるという言葉です。 だから「こんな感じの女の子ならハズレはないだろ」という可愛い系ヒロインを見ていると、すぐに飽きてしまう。自分でキャラ付けしていくときにテンプレヒロイン作ろうとすると、「前に作ったな」「どっかで似たような連中見たことあるな」「よし、変えよう」「よしコイツは没だ」となってしまう。 自分の好みしか内包してないキャラほどつまんないものはありません。全部想定内だから物語に出すとあっという間に置いてけぼりです。多分その頃からですけど、自分がメインに添えるキャラには自分が嫌いな要素をどこかに入れるか、好みの要素ではないものでキャラを作るようにしています。 もういっそ女子狙いで全員イケメンの野郎で話作ろうかとか思い始めている今日この頃。 |