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海戦型さん
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2018年 12月 25日 (火) 22時 37分
▼タイトル
在宅ライティングワーク
▼本文
在宅ライティングワーク。なんとなく理解できるような、できないような仕事です。

珍しいことにメッセージが届いているなと思って開いてみると、なんでもとある会社の人が在宅ライターが出来そうな人に勧誘を送っているようで、そのうちの一通がこのサイトを通して私に届いたようです。
メッセージには、「全ては読んでいないけれど面白かった」という微妙に逃げ道を作った誉め言葉(前も見たことがある文です。前の人は読んでいると言いつつもそんなに読んでいる風ではありませんですた)と共に、その執筆スキルをライターとして活かしませんかという事が書かれていました。

……まず、この人は本当に読者であるのかという疑問が浮かびます。勧誘の為にアカウントを作っただけでサイトそのものは利用していない可能性は否めない。もしかしたらこのサイトの色んな人に送っている可能性もあります。それはもしかすれば、サイトの利用指針に反する可能性もあります。
騙された方が間抜け呼ばわりされる昨今、例え善意のメッセージであっても一度は疑うのがネット社会の基本です。

在宅のライターというのは職業としては聞いたこともあるのですが、ちょっと調べて「向いていないな」と挑戦を止めた記憶があります。なので今回、もう一度ネットで調べられる範囲で見直してみました。
まず、私を勧誘したとする人の紹介するサイトの情報では、仕事は出来高制かつ家でも出来るとあります。家で出来なかったら在宅って言葉は詐欺ですしね。
ここまでは楽してお小遣いが稼げそうに聞こえますが、まず仕事の実態が不透明すぎるのが非常に訝しい。書いた文章を何に使い、どういう利益を得て、その利益のどれぐらいがライターに入っているのか書いていない。書いていない理由は何か?そもそも何について書かされるのか?嘘と抜け穴に溢れたネット社会、疑問や勘ぐりは尽きません。

紹介サイトでは例として三つのキーワードを用いた文章が書かれていましたが、ここで一つ発見。

私はこの例文に使用されるワードの一つを知らない。見たところ、とある商品の紹介をするという体であるようなのですが、恐らく多くの利用者が存在するであろう肝心の商品を私は全く利用しないので、文章にしろと言われても……という感じです。これを解決するには商品そのものを実際に手に取ったり利用しなければいけない。お金がかかる。そして内容がいいかげんだと当然評価は低くなることが想像できる。時間を取られる。イコール、全然楽じゃないのではないかという疑問が生まれます。
ついでに、実際に書く時に使用しろというキーワードがあったのでにらめっこしてみます。全然自分の生活と関わりのない、或いは薄いものばかりです。これのどこが私の執筆スキルと噛み合うのか見当もつきません。

他、昇給やランクアップシステムなど様々な説明が並びますが、現実味の希薄な説明がつらつら並んでいるだけで実態は欠片も見えません。求人なんて半分以上はそんなものなので、これは高望みな考えかもしれませんが。

さて、向ける目を変えて……仕事について知るなら仕事をしている人に聞くのが一番です。所詮は世に1億人以上いるジャパニーズの一握りの更に一握りの情報に過ぎませんが、ざっと見ると二つの情報が目立ちました。
その一、楽して儲けられるという謳い文句を逆手に取った悪徳会社が存在するので注意すべし。
その二、正直この仕事は時間と労力の割に合わないということ。
特別珍しく貴重な情報には思えません。しかし私は貴重な情報ではなく基本的で全体に共通していそうな情報が欲しいので、これは判断基準として有用です。

勧誘のあった会社は名前こそ知りませんがサイトはきちんと作られています。そしてサイトがきちんと作られているから大丈夫だろうという心理を突いた詐欺は最近では珍しくもないのでなんの信用性もありません。一応は存在している会社のようですが、まだペーパーカンパニーの可能性が……!と、これはテレビの見過ぎかもしれません。

ただ、調べるうちに在宅ライターというものが少し分かってきました。

通常、私のイメージするライターとは実態を取材してなるだけ正確な事実に踏まえた文章を作る仕事です。しかし在宅ライターはそういったきちんとした形式を踏まずに書いてしまえるようです。その分だけ数は多くなり、そして質の低い文の割合も多くなる。だから会社はそれを選定してよさげなものを拾い、そこに報酬が生まれると。

つまり、仕事そのものが数撃ちゃ当たる戦法。お得な仕事なようでいて、肝心なところを殆どワーカー側に投げっぱなしという少々荒い会社側の意図が見え隠れする気がしてなりません。それでも互いに得をする関係ならいいではないかとも考えられますが、嘘のない文章なのに真実味に欠けるというのがどうにも気にかかります。

最後に、申込用のエントリーシートを見てみると、声をかけておきながら応募媒体にスカウトされたという選択肢がありません。別にいいのだけれど、どこまでも人を微妙な気分にさせるのが上手い募集要項に苦笑いしてブラウザバックしました。



……これメッセージくれた人が見たらどんな顔するんだろう、などと思いながら、恐ろしく小説と関係のない無駄話は以上とさせていただきます。
▼返信[返信する]

2018年 12月 29日 (土) 23時 55分
海戦型
▼タイトル
在宅ライティングワーク
▼本文(冒頭20文字)
ああ、やっぱり他の人にも粉かけてたんです...

2018年 12月 29日 (土) 11時 27分
エギナ
▼タイトル
在宅ライティングワーク
▼本文(冒頭20文字)
自分にもメッセージが来ました。
確かに...

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