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2018年 10月 13日 (土) 00時 05分
▼タイトル
『大嫌い』なんて嘘(ぷよぷよフィーバーよりクルーク×ラフィーナ)※死ネタ注意
▼本文
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。




「大体君だって一応女の子なんだから暴力を慎んだらって事だよ!!」

「一応ってどういう意味ですの!?」

「その通りの意味だよ!この暴力女!!」

「暴力女ですってぇぇ!?ふざけんじゃねぇですわ!!あなたなんか大嫌いですわ!!!」

ラフィーナはそう言ってその場を去っていった……。

「全くクルークには本当に頭にきますわ!!こんな素敵なレディに暴力女だなんて!!!」

ラフィーナは最高潮に怒っていた。かなり怒っていたため『落石注意』の立て札に気付かず岩場に入ってしまう。

「ふん!!僕も君みたいな暴力女願い下げだ!!」

クルークも最高潮に怒っていた。しかしクルークはある事に気付く。

「ラフィーナが向かった先……、確か最近落石が激しい岩場……!ラフィーナが危ない……!」

胸騒ぎを感じたクルークはすぐにラフィーナを追い掛けた。追い掛けて、追い掛けてやっとラフィーナに追いついた。ラフィーナは落石に襲われる寸前だった。

「きゃああああああ!!」

「危ない!!」

クルークは自分の身をていしてラフィーナを守る。

そして数分がたち、ラフィーナは気付く。

「あら……?どうしてかしら?痛くありませんわ……」

ラフィーナの上には落石からラフィーナをかばったクルークがいた。

「クルーク?ねえちょっとクルーク!?」

すでにクルークの体は冷たくなっていた……。ラフィーナの目から涙がぼろぼろと流れる。

「……っ。クルーク……、クルーク……。どうして私なんかかばったんですの……。私はあなたに『大嫌い』なんて言ってしまったのに……」

ラフィーナはクルークに『大嫌い』と言ってしまった事を非常に後悔した。

「『大嫌い』なんて嘘。嘘ですわ……」

そう言ってラフィーナは冷たくなったクルークを抱きしめて口づけした。ラフィーナは自分が本当に心からクルークを愛していた事を改めて知る。

「大好き……、大好きですわ……クルーク……」

そう言ってももうその言葉はクルークに届かない……。



END
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