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2018年 09月 06日 (木) 00時 11分
▼タイトル
幸せになろうね(ポケットモンスター☆SPECIALよりルビー×サファイア)
▼本文
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。




「わぁ……!見るったいルビー!」

「ど、どうしたんたい?サファイア」

突然サファイアがルビーの腕を引っ張り感激の声を上げながら指指した。その先には教会があり結婚式が催されている。幸せそうな花婿と花嫁を拍手で祝福している、そんな光景だった。

「綺麗ったい……」

「ウェディングドレスにはサファイアも憧れるんだね」

花嫁に見とれているサファイアを見てルビーはくすっと微笑んだ。

「し、失礼な事言わんで!あたしだって女の子ったい!」

「はいはい、悪かったよ」

ムキになるサファイアを可愛いと思いながらルビーはサファイアの頭を撫でる。そしてにこりと笑ってこう言う。

「サファイアはきっと世界一ウェディングドレスが似合うと思う」

「ル、ルビー……!」

「こんなに真っ赤になって……、本当に君は可愛いね。」

「……、あ!」

サファイアの上から何かが降ってきた。素早くそれをキャッチするサファイア。

「ナイスキャッチったい!ん……?あーっ!!」

「な……、何だいサファイア!?」

「ルビー!見るったい見るったい!」

サファイアは目を輝かせてルビーを見つめた。両手にはしっかりとキャッチした物を大事そうに持っている。

「サファイア……それ……」

「ブーケったい!あはっ……、あたし凄く幸せったい……」

「サファイア……」

ルビーはブーケを持って笑うサファイアがいつもより可愛く、愛しく見えて優しくキスをした。

「僕達もあんな結婚式挙げられたらいいね」

「うん……」

ルビーは優しく微笑みサファイアを抱きしめた。

「幸せになろうね、サファイア……」

ブーケを受けとったサファイアはゆっくりと瞼を閉じて抱きしめてくれるルビーをぎゅっと抱きしめ返した。

「大好きったい……、ルビー……」



END
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