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2018年 08月 30日 (木) 00時 00分
▼タイトル
疲れた時は一緒にここに来よう(ポケットモンスター金・銀・クリスタルよりゴールド×アカネ)
▼本文
※このSSは自サイト運営時にサイトにUPしていたSSです。過去に書いた物なので文章が未熟な部分がありますがご了承下さい。




ゴールドは不調続きだった。不調の連続で疲れていたゴールドは自然公園に心を休めに来た。自然公園は虫とり大会の時以外は心を休めるのに最高の場所なのだ。ゴールドは自然公園のベンチに座る。

「こんな調子で俺は最強のポケモンマスターになれるのか?」

ゴールドは不安のあまり言葉も弱気な言葉しか出てこない。そんなゴールドにゴールドと同じ位の年の少女が話しかけてくる。

「ゴールドはん!」

「アカネ!」

ゴールドに声をかけてきたのはコガネジムのジムリーダーアカネだ。アカネはジム戦に負けて泣いてしまった事をゴールドに謝る。

「ゴールドはん、ジム戦の時泣いてすまんかったな」

「その事なら別にいいよ、気にしてないし」

「そっか。で、ゴールドはんはどうしてここにいるんや?」

「俺、今不調続きで疲れてて心を休めにここに来てるんだ」

「!実はうちも不調続きで疲れてて心を休めに来たんや」

アカネもゴールドと同じで不調の連続で疲れた心を休めに自然公園に来たようだ。

「アカネも不調続きなのか?」

「うん、それでどうすればいいのか不安なんや……」

アカネは泣きそうな声で言う。そんなアカネにゴールドはこう言う。

「アカネ……、辛いんだな。だけどアカネなら絶対大丈夫だと俺は思うぜ?お前のミルタンクのころがるにはかなり苦戦したからな!俺、いろんなジムリーダーと戦ってきたけどお前以上に苦戦したジム戦はなかったからな」

「ほんまに?」

「本当だ、だからもっと自信持ってバトルしろよ」

ゴールドはアカネを励ました。そしてアカネもゴールドを励ます。

「もっと自信を持ってバトルか……、ほんまやな!でもそれはゴールドはんにも言える事やとうち思うで?うちとバトルした時のゴールドはん凄く自信持ってバトルしてて輝いて見えたんやから!うち、あんたとのバトル以上に楽しめたバトルはなかったで!」

「アカネ……、そうだな!自信を持ってバトルしろは俺にも言える事かもな!俺、自信を持ってバトルする事を忘れてたのかもしれない。アカネ、気付かせてくれてありがとな!」

「ゴールドはんやってうちに自信を持ってバトルする事を気付かせてくれたやないか!ゴールドはん、気付かせてくれてありがとな!」

疲れていた二人の顔が明るくなる。

「俺、励ましてくれたアカネのためにも不調を絶対に乗りこえてみせるぜ!だけどまたこういう時があったら俺と一緒にここに来てくれるか?」

「もちろんや!疲れた時は一緒にここに来ようなゴールドはん!」

またこうして疲れた時は一緒に自然公園に来る約束をした二人。自然公園で一緒に心を休めればきっとどんな困難も乗りこえられるから───



END
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