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2018年 01月 09日 (火) 00時 45分
▼タイトル
提督日記
▼本文
 鎮守府にやってきて早1週間くらいだろうか。やっと艦隊も戦力が充実してきた気がする。

 重巡の那智がやってきて火力も安定してきたし、クエスト報酬で赤城もやってきて随分戦いが楽になってきた。楽になってきたのはいいのだが……ボーキサイトのヘリがマッハで胃に穴が空きそうだ。

 そう、うちは序盤で翔鶴などという分不相応な空母を手に入れたに飽き足らず赤城まで入っていたので補給のたびにボーキサイトが飛ぶ飛ぶ。しかも建造時に結構な資材を費やしたこともありボーキサイトだけ他の資材の半分くらいしかない。とはいえ放置してれば本部支給の資材が届くので仕事しないか彼女たちを艦隊に入れなければいいだけの話なのだが。
 というか、軽空母が欲しかったのだ。本来なら一隻でいいから軽空母があれば違うと思って欲していたのだ。いや、彼女たちの実力に不満がある訳ではない。そうではないのだが、燃費が……ね。赤城さんはいっつもボーキサイトボリボリ食ってるって嘘じゃなかったんだと思えてくる。

 ……そんな新顔たちを以てしても、西南諸島の攻略は一朝一夕とはいかず。日々コツコツと演習で負けまくりながら経験値を稼ぐ毎日。嗚呼、艦娘たちよ。この情けない提督を許しておくれ。そんな事を思いながら、今日買ってきたフラワーアレンジメントをそっと部屋に飾る。
 うむ、花は心を癒してくれる。秘書艦の漣に花を愛でる趣味があるかどうかは疑問が晴れないが。

 ふと外を見ると、一応の秘書艦である漣が元気に第一艦隊の面々と追いかけっこしているのが見えた。
 漣。とりわけ強みも弱みもない、ちょっとキャラの濃い駆逐艦だと周囲からは聞いている。提督を始めた頃からの長い付き合いで、その練度は他の誰よりも高い。大体夜戦で暴れて一隻轟沈させてはイイ笑顔で戻ってくるのが様式美で、何ともコメントに困るものだ。

 思えば、漣が旗艦でなかった時期は少しあるが、彼女が入梁したところを私は殆ど見たことがない。いつも他の誰が大破しようが一人だけ被弾ゼロでピンピンしてるのが普通で、中破して涙目で帰ってきた時は一瞬目を疑ったくらいに敵の攻撃をヒョイヒョイ避ける。
 お前実は中に雪風入ってるんじゃねーの?と疑問に思うほどに戦闘持続能力の高い漣は、その日に出動した南西諸島防衛線にて例の如く夜戦で大暴れし、空母を差し置いてボス戦でMVPをもぎ取って笑顔で帰ってきた。もちろん無傷である。

「ご主人様!!どーよこの活躍っぷり!」
「翔鶴さんでさえ中破した乱戦を勝ち抜いておいて顔色ツヤッツヤのお前が時々怖いわ」

 海戦型鎮守府、未だ轟沈艦ゼロ。
 あと、最近クマクマ言う艦娘が艦隊に合流したクマ。


 以下、小ネタ

提督「軽空母……軽空母が欲しいんや……」
赤城「軽空母いなくとも正規空母がいるからいいじゃないですか(ボリボリ)」
翔鶴「そうですよ提督。私たち、十分な戦果を出していますよ?(ボリボリ)」
提督「その手に握ってるボーキサイト置いてから言えや」
 漣「ちなみに漣ペディアによると翔鶴さんは正規空母の中だと燃費がいい方ですよ?」
提督「赤城は暫くベンチ温めてろ!」

 その後提督は空母を狙って重巡を引き、潜水艦を狙って重巡を引き、レア駆逐艦を狙って重巡を引き、やっとのことで引き当てたのは翔凰さんだったという。

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