のつぶやき |
2017年 11月 21日 (火) 21時 24分 ▼タイトル 最強ロボ決定の話 ▼本文 グレンラガンというロボットアニメが出て以降暫く、グレンラガン最強論者というのが沢山発生してあのロボよりグレンラガン、このロボよりグレンラガンと荒らしの如く活動していた時期があるのを覚えている人がいるでしょうか。 特に真ゲッター系やガオガイガー系とは激しく喧嘩したりしなかったりという事がありました。もうずいぶん昔の話ですけど。グレンラガンはいい作品ですが、こういう無粋なファンが多い作品は往々にしてアンチが発生しやすくなるもんです。悲しい話ですね。 で、その頃のグレンラガン勢の一番の最強の根拠が、「天元突破グレンラガンはサイズからしてケタ外れ( 全高だいたい52.8億光年)だからどんなロボットも勝ち目はない」というものでした。 ふむ。シンプルで分かりやすい理由に思えます。でもこの時点で話に大きな穴がありました。 天元突破グレンラガンというのはグレンラガンの最終形態みたいなもんなのですが、この状態というのは「螺旋宇宙」という認識が実体化する特殊な宇宙でのみ実現できるスーパーパワーなのです。つまり天元突破グレンラガンと戦うんだったら場所は螺旋宇宙になり、相手も天元突破して超巨大になっちゃうんじゃね?と当時の私は疑問に思いました。 そしてその疑問の答えが第三次スパロボZにて氷解します。 『みんなで天元突破ですよ』 ――by.グレンラガンの脚本を担当した中島かずき氏 別にグレンラガン最強論者でもないですし予想もなんとなく当たっていたのですけれど、私はこの言葉を知った時に自分もまたスケールのちっちゃい人間だったのだなぁと思い知らされました。 |