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2013年 05月 17日 (金) 00時 39分
▼タイトル
とある誤解の超能力者(マインドシーカー)の転載にあたって
▼本文
かつて、「にじファン」にて掲載されていた、マインドシーカーの二次小説「とある誤解の超能力者(マインドシーカー)」。
「にじファン」の閉鎖とともに作品も姿を消したはずなのに、2013年6月に、1年ぶりに暁にて復活する。


転載を2週間前に控え、その想いを、作者に尋ねた。
(やりとりの中に、ゲーム「マインドシーカー」のエンディングのネタバレがあります。これから、ゲームを始めるのでネタバレを見たくないかたは、いないと思いますが、ご注意ください。)


記者「本来は、著作権が切れてから、掲載を再開する予定だったのに、今年になって急遽掲載を復活させたのはなぜですか?
ひょっとして、今年が科学と超能力が一体化するという預言の年だからという訳ではないですよね(笑)」

作者「一応、それもあります(笑)。
でも、本当の理由は、今年は、いろいろと超能力を取り扱った作品が注目されたことによります。
具体的にあげると、アニメでは漫画原作の「琴浦さん」やライトノベルからのスピンオフである「とある科学の超電磁砲S」とか、漫画では先ほど紹介した「琴浦さん」の他に「斉木楠雄のψ難」も好評連載中ですし、映画では劇場版「とある魔術の禁書目録」も上映されました。
このような流れの中で、1980年代の超能力ブームの時代に発売された、マインドシーカーの二次小説を発表して、理解してもらうには良い機会だと思うのですよ」

記者「なるほど」

作者「制作者の意図を完全に理解しているわけではありませんが、当時のゲーム機の技術力では表現できなかったことって、いろいろあると思うのですよ。
たとえば、「たけしの挑戦状」も、現在のゲーム機の技術を駆使すれば、普通にまともなゲームができたと思うのですよ。
ひょっとしたら、「龍が如く」みたいなゲームになるかもしれません。
もっとも、出来上がったものが、良い作品と評価されるかどうかは、別にして(笑)。
それは、「マインドシーカー」でも同じことが言えると思うのですよ。
だから、今の状況であれば、調子に乗って3DSとかで復活も有りかなと。
だけど、そのためには何らかの切っ掛けが必要なのです。
正直、私の作品だけで成し遂げられるとは思ってはいません。
でも、誰も動く人がいませんから(笑)。
だったら、自分で動くしかない。
そして、いつやるんだとなったら。
今でしょう!(笑)と」

記者「そうですね」

作者「だから、今年の流れに乗るしかない!
このビッグバイブレーション(大いなる波動)に!」

記者「単純な波ではなく、バイブレーションというあたりにマインドシーカー臭が漂ってますね」

作者「ええ、マインドシーカーですからね。
もっとも、厳密に言えば「乗る」のではなくて、「定着する」のが正しい表現になるのですが(笑)」

記者「エンディングを見た人にしかわからないオチを、ありがとうございました」

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