のつぶやき |
2013年 05月 17日 (金) 00時 10分 ▼タイトル 字下げと鉤カッコの話。 ▼本文 正式な文書を書くときは、段落の最初を一文字下げるというのはみんな知っていつつ、webで小説とか文章を書くときは、好みで下げたり下げなかったりしてると思いますが。 読み手としては、気にしないほうが楽しく読めるので、その人の中で統一されてれば、基本的に気にしないんですけど。 この人はそっち派か。と思うくらいで。 そんな中でひとつ気になったのが、鉤カッコ(セリフ)の扱いですね。 鉤カッコを、下げるか下げないか。 下げてるのを見かけまして。 初めて見た(もしくは認識した)ので、少し気になって。 最初は、自分が正しいつもりで、あ、間違ってる。とか、思ってしまったんですけど。 自分のほうが正しいと言い切れる根拠も、別に無かったわ。 と、はっと気付きまして。 ぐぐったんですよ。そしたら。 出版社によって、扱いはまちまちなようでした。 なぜ扱いがまちまちなのかについて細かく分析した、元新聞社勤務で、作文指導をされてる方(当時)の個人サイトの記事があったのですが。 新聞記事は、一律一文字下げで、鉤カッコがあろうが無かろうが、とにかく下げるようです。 他の書籍は、見易さを考えて、鉤カッコは下げない場合が多いようです。 下げてる出版社も、半角一文字下げしてる出版社もありますが。 半角の件は、昔の活版印刷の名残だとか、やっぱり見易さの問題だとか、説もあるようです。 見易さ絡みで、鉤カッコ内を全部行頭一文字下げしてる出版社もあるようですが、web小説でそれは無理だし。 そんな都合のいいインデント機能も無ければ、一行の文字数が確定してるわけでも無いので。 自分のやり方は、ルールの統一という観点でいけば、なんでそうなる!っていう突っ込み所があるのですが。 鉤カッコは下げないけど、鉤カッコ内で改行したときは下げるっていう。 正しさを追求するなら、そもそも鉤カッコ内で改行すること自体、どうなん?っていうのとか。 どっちも自分なりに見易さを考えた結果なので、視点としては、あながち間違ってるとも言えない。 と確認できたので、どきどきしたり安心したりした、という話でした。 そもそもの字下げルールの根拠も探したんですが、法律とか公的な指針のようなものは無いみたいですね。 法律はともかく、指針くらいはあるかと思ったんですが。 定めるには、ぶれすぎて反発が大きそうですね。 やけに自信ありげに、根拠は示さずこれが絶対正しいんだ!みたいな記事も結構ありました。 気が合わなそうだと思いました。 |