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2017年 03月 29日 (水) 22時 49分
▼タイトル
打ち切り、打ち切られ
▼本文
例によってどうでもいい話です。


最近週刊少年マガジンで連載中だった「ベクターボール」が打ち切りになったと聞いて軽くヘコんでいます。マガジンは最近やたらデスゲーム的な作品が増えて好きな漫画が減ってたんですが、そんな中でも本気で笑わせに来るベクターボールは口直し的な意味でも好きでした。賛否両論あるようですが、私は雷句先生のギャグが好きだったんですね。
しかし確かにというか、ベクターボールは面白いけどマガジンでウケる話ではないなというのは感じてました。なんでもアンケートの結果も芳しくなかったようですし、仕方ないかなと。そもそもベクターボールの原案持ち出した時もフルボッコで連載諦めかけたらしいですし。

で、そんな雷句先生の釈明によると、編集側の出してきた展開を書ききれずに無理だーってなって思わず連載止めてしまったらしいです。私がちらっとみたネット板では「言われたことも書けないのか」とか「傲慢な態度に見える」とか「編集者に文句言ってるだけじゃん」みたいなコメントが散見されました。まぁ、言わんとすることは分かります。

でもこんなネットの隅っこでも一応作品を書いてる身としては、理解はできる話なんですよね。

要するに雷句先生の言葉を信じるならば、「自分の得意分野とまるで違う仕事を要求されて、頑張って書いてはみたものの無残な出来栄えにしかならなかった」ということなのですね。自分で酷いと思っているような作品を書き続け、発表し続けなければならないなんて作家的には地獄だと思います。

何度か言ったことがある気がしますが、私は登場人物が女の子ばかりの妙にエロい主人公ハーレムものはまるで書ける気がしません。そういうのを書くために必要な能力を持っていないからです。なのに無理してそんな物語を書けば、それはそれは酷いものが出来るでしょう。
でもその手の作品は安定してややウケくらいはします。場合によっては大分ウケるかもしれません。その辺の展開こそがラノベなんかのスタンダードですから、スタンダードを求める大衆側の存在への需要があるわけです。だからウケを狙うなら書くべきではある。

そういう葛藤を突き抜けられないとき、作者はウケを一切無視して自分勝手に書き進めるか、或いは筆を折って諦めの道を選ぶしかないのです。

日を追うごとに、小説を書く余裕はなくなっていく。
自分の小説を更新する力もほとんど失われた。
私も選ぶべきか?諦めの道というものを。
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2017年 04月 02日 (日) 15時 13分
黒猫大ちゃん
▼タイトル
打ち切り、打ち切られ
▼本文(冒頭20文字)
 私が文章らしき物を書き始めた理由は素直...

2017年 03月 30日 (木) 22時 25分
海戦型
▼タイトル
打ち切り、打ち切られ
▼本文(冒頭20文字)
自分の作品を読み返し、続きを書こうと執筆...

2017年 03月 30日 (木) 15時 08分
黒猫大ちゃん
▼タイトル
打ち切り、打ち切られ
▼本文(冒頭20文字)
 仕事を始めたばかりの頃は色々と余裕がな...

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