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2016年 12月 05日 (月) 14時 38分
▼タイトル
JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN について
▼本文


はいどうも、チョーシブッこいて書いてたら
あとがきの文字数オーバーしたのでこちらに記載します。
まずこの作品で一番在り得ない点は、
『第一部』のラストで、
「エリナさんがジョナサンの肉体を乗っ取ったディオを(畏れ乍ら略敬称)
実は助けていた」という所です。
「一部」が好きな者(特にそのキャラクターが)にとっては噴飯モノの
設定であり、一部のストーリー全てを台無しにする所業です。
それでは一体「何のために」ジョナサンもツェペリさんも
命を賭けて戦ったのか解らないですし、
どんな理由で助けてもディオが「吸血鬼」のままというのは変わらないので
また罪なき人達が犠牲になってしまうのです。
そして事実、3部に於いてディオは復活するのであり、
ソレではホリィさんやスージー、ひいてはジョセフや承太郎が
苦しみ傷つくのも「エリナさんのせい」という事になってしまい、
2部でのエリナさんの行為も全て「偽善」となってしまうのです。
そもそもエリナさんは見ず知らずの赤ん坊(リサリサ先生)
を助けるためにジョナサンと共に死ぬ事を諦めるという女性なので、
そういう「大切なコト」が解らない筈はない、
だから諸悪の根源であるディオ・ブランドーを助けたりするわけがないのです。
(また罪無き人が犠牲になるというのはバカでも解るので。
リサリサ先生の母親が死んだのもディオのせいだよ・・・・('A`))
そしてどう考えてもオカシイのですが、
仮にあの状況でディオを助けるとなると、
ジョナサンとの最後の別れ「幸せ……に……エリナ……」の後、
「また元の場所」に戻ってきたというコトになり、
それじゃドンだけ(尊敬という概念を知らない)「アホ頭」なんだ?
というコトになります。
(感動的なラストシーンも実は棺桶の「二重底」の下に
ディオがいたという事になり、それじゃ一転B級のホラー映画です)
『第一部』が好きな者として
エリナさんが「裏切り者」になってしまうアノ設定だけは
到底受け付けられません。
ジョジョに於いて「過程」が正しくても
「結果」が間違っているという行為は
『悪』の側がやる事であり
「死にそうだったから助けた」等と
フザけた理由が罷り通るなら
後の「部」のラスボス全員助けなきゃいけない事になります。
そのような「偽善」や中途半端な「感傷」は『黄金の精神』から一番
遠いモノであり、「聖人」ぶってディオ(悪党)を助けても
その「結果」関係のない人が大勢死ねばソレは『最悪』と呼ばれます。
・・・・本当に、一体この方はジョジョの何所を読んでいたのでしょうか?
ディオも実は母親の愛情に飢えていた「可哀想なヤツ」
みたいに描かれてますし。
(悪党を「美化」するのは荒木先生の一番厭う所です)
少なくともジョジョでは悪人も善人も「同価値」という
傲慢な考えは存在しませんし、後の「災厄」が解っているのに
悪党を助けるという「偽善」も存在しません。
一部のジョースター卿は? という意見があるかもしれませんが、
流石にアノ方も「人殺し」や「吸血鬼」は庇わないでしょう。
兎に角、一部の稀有なキャラクターである「エリナさん」という
人物を完全に見誤っているのであり、そういう偽善的なキャラクターが
好きなら勝手にすればいいですが、
「ジョジョ」ではなく自分の作品でヤってくれというカンジです。
「愛する者を殺されて、罪なき人々を虐殺して、世界をゾンビで埋め尽くそうとし、
尚且つ未来に於いてその惨劇がまた繰り返されるかもしれないのに
「改心」を信じて許してしまう○○なヒロイン」
まぁワタシは読みませんが・・・・・('A`)











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