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2016年 09月 23日 (金) 13時 47分
▼タイトル
しかしながら2
▼本文
感想ありがとう御座います。
まぁ人それぞれ好きなキャラと嫌いなキャラ、
好きな作品と嫌いな作品、そしてソレに対する考えは違いますわネ。
まぁソコはどうしようもなく平行線で不毛なので
最初に書いてある通り許容出来ない方は読まない事をお勧めします。

とか言っちゃってもいいのですが、
折角の真摯な長文の書き込み、ワタシもワタシの考えに沿って
反論を試みてみましょう。(というか議論が好きなだけw)
まぁいつかは来ると想った感想ですが、
思いのほか反論はなく、
やっぱアレ嫌われてるんだなぁ〜とかは想ってましたw
まず前提として、確かにワタシ(作者)は
坂井 悠二というキャラが嫌いです。
もうホントにホントに嫌いで嫌いでどうしようもなくて、
嫌悪が憎悪に代わり最近では「坂井」という苗字を見ただけで
殺意が湧いてくるほどです。
(元々優柔不断なヘタレキャラが大嫌いなのですが、
自分でも危ういと想う・・・・('A`))
なのであくまでワタシの「主観」という事を念頭に於いてください。


ではワタシがひっかかった点に、
一つ一つ反論を試みてみましょう。


−その後は受け身どころか、
強くなろうとシャナに戦い方を師事し、
自分のありようについて悩みながらも
シャナと共に生きることを決めています。

この2巻冒頭からあるシャナとの特訓シーンですネ。
シャナに「師事」してとありますが、正直ワタシはただフザけてる、
特訓にカコつけてイチャついてるシーンを書きたかっただけなのでは?
と想ってしまいます。
だってヤってる特訓っていうのが
ただの木の枝での「チャンバラごっこ」ですからw
アレで強くなれたら誰も苦労しないという話で、
多分剣道の市民大会に出ても一回戦で秒殺されると想います。
(あんな練習じゃナ・・・・('A`)<アソビデヤッテンジャナインダヨー)
というか本気で剣道 (格闘技) ヤってる人怒ってくると想います。
「それで人外の怪物と一体どう戦うの?」 というコトですし、
ソレですらいつ襲われるか解らないのですから
木の枝は常時持っとかないといけない、
それこそ特殊警棒でも常に腰に差しとかないと意味がない。
つまり「設定」として破綻してしまっているのですよ。
他作品を例に出して恐縮ですが、「進撃の巨人」等だと
一番弱いとされているアルミンですら戦闘服脱いだら
バッキバキですwそれも死ぬかもしれない過酷な訓練を
何年も日夜休まず乗り越えての話です。
ソレをあんな放課後のクラブ活動みたいなノリで
真剣さも感じられず、それで人外の怪物と戦う!
とか言われても物笑いのタネでしかないのです。
ボクシングの世界ランカーがヘラヘラ学校行きながら、
それで放課後にちょこっと練習しただけで試合に勝てますか?
つまりはそういうコトです。
あと「シャナと共に生きる」と言いますが、
それにしては自分の身勝手でしょっちゅう彼女を泣かしてますよね?
「女の子を泣かすのは男として最低だ」
と誰にも教わらなかったのでしょうか?
まぁアノ親も大概だとワタシは想ってますが
(この子にして〜というヤツか・・・・?('A`))
謝るのに「プレゼント作戦」というのもソレに拍車をかけますネ。


−そうした弱くても必死に理不尽な世界に抗おうとする
その生き様になんと紅世の神である「祭礼の蛇」は感銘を受け、
悠二と共に世界を変えるために協力し、
見事、世界をそのものを救った男ですよ悠二は。
何かを犠牲にしてというなら悠二は自分の存在を犠牲にして
世界を救いましたが何か?


まぁ「設定」だからなんとでも出来ると言ったらそれまでですが、
何で紅世の『神』とも在ろうモノが選んだのが「悠二」なんですかネ?
「弱くても理不尽な世界に必死で抗ってる」のは何も彼に限った事ではなく、
そこらのサラリーマンのオジサンだってそうですし、
ワタシだってそうですよ!(血涙)
しかも彼にはいざという時はシャナが助けてくれるという
オプションが付いてるわけですから余計に共感出来ませんし、
それで「世界」を救ったと言われても
「随分チョロイ「世界」だなぁ〜」と想うのが関の山です。
(俗にいう「セカイ系」というヤツですか?
○びてしまえそんな世界!)
ジョジョで彼 (悠二、もう名前書くのもイヤ・・・・('A`))
と似たような境遇のキャラというと、
真っ先に7部の「ルーシー」が浮かびますが、
彼女の境遇こそ正に「弱くても理不尽な世界に必死で抗ってる」姿そのもので、
ソレが余りにも過酷で残酷過ぎるから
(ジャイロもジョニィも助けてくれない。
何も悪い事はしてないのに恐ろしい『スタンド使い』に
命を狙われ心身共にズタボロにされる。
スティール氏とも引き離され常に「孤独」
誰もいない所で14才の女の子がいつも泣いている・・・・)
可哀想、誰か助けてやってくれ、最後は幸せになってくれ
と読者は想わずにいられないのですし、
それに対しいつもシャナに守られて(男のクセに・・・・('A`))
戦闘中も「うわぁ!」とかバカの一つ覚えみたいに叫ぶだけ、
零時迷子があるのに骨は疎か血すら一滴も流さない。
(殴り合いのケンカでももうチョイダメージ受けるゾ・・・・('A`))
ド○フのコントみたいに黒い炭がちょっと付くだけ、
コレで同情や共感しろというのが無理な話で、
(本当に悠二が可哀想、最後はシャナと幸せになってと想った人本当にいますか?)
ソレで救われる世界も見込んだ神も、○○としか言い様がありません。
ワタシが「侮辱」と感じるのも解ってもらえると想います。
(7部好きな人は)


更にジョジョを例に出して説明しますと、
敢えて1〜3部に限っていいますが、
ジョナサンも、ジョセフも、承太郎も、
別に「世界を救おうとして」戦ったわけではないのですよ。
ただ自分の身近な人間、大切な人間が得体の知れない脅威に
呑み込まれないために、命を賭けて戦ったのです。
それが結果として「世界を救う」というコトに?がっているのです。
(相手が余りにも強大過ぎるので)
コレをいきなり「世界を救うため!」とか言うと途端に話が
カルト宗教地味てきてリアリティーが薄れます。
そもそも「世界」は人間が生きようが死のうが泣きも笑いもしないので
「救う」ものでもないとワタシは考えます。
そしてそうまでして「世界」を救った悠二君ですが、
では何故DIOサマに立ち向かっていけるような気が微塵もしないのか?
学校休まなきゃいけないし、生まれ故郷の御崎市も出なきゃいけないし、
お母さんも説得、友達とも吉田サンともさようなら、おやつは500円まで・・・・
いつ徒が襲ってきて周りの人間も自分の所為で喰われるかもしれないのに
「ちょっと待ってよ・・・・」とか8巻位になっても言ってるヤツは
絶対無理だと想います(ホリィさん死んでまうわ・・・・・('A`))
それで救われてしまう「世界」やそういうヤツが賭けた「命」って
どうなんだろうなぁ〜・・・・('A`)と想ってしまいますネ。


−「正義の精神」という言葉を使って悠二を嘲笑っていますが、
結果として作者さん本人が「正義の精神」を穢していますね?

コレはどういう事でしょうかネ?
ジョジョを通して他作品の「問題点を指摘する」というのが
「穢す」という行為に抵触してしまうのでしょうか?
まぁワタシはジョジョ主人公のような高潔な存在ではないので
そう想われて正解と言った所でしょうが、
「誹謗のための誹謗」「中傷のための中傷」はしていないつもりです。
やっぱり他の生徒が敵に襲われる(現に襲われている)可能性が有るのに、
平気な顔して毎日登校してる悠二には腹立ちますし、
(『変人偏屈列伝』にいたナ、そんなヤツ・・・・('A`))
人の命を大事にしないのに「世界のバランスだけは」守るという
フレイムヘイズの使命はオカシイと想いますし、
(そんな「使命」は強くも気高くもない、寧ろカルト宗教に近いとすら想う)
アンタの息子殺すけど「記憶」に残らないから別にいいよねと
いわんばかりのメイドさんは違うだろうですし、
(盗撮してる○○と一体ドコが違うンだろうか・・・・?('A`))
「私達は自己満足が全ての酷いヤツらだから!」
とかドヤ顔で言っちゃう初代サンも
大概“アレ”だなぁ〜・・・・('A`)と想います。
(いやいやそんなコトないよ、本当はこうだよ、と
言い訳や同情を前提としての言葉なら、
最初からそんな事はいうべきじゃない)
まぁキライなものはキライですが作品として発表する以上、
「何故キライなのか?」の説明責任は果たしているつもりです
(そうしないと話が破綻するので)
決して「嘲笑」してるのではなく「間違ってる」と想うから、
ジョジョ的な倫理観に「修正」してるだけなのです。
では逆に聞きますが、アレの一体どこに『正義』がありますか?
彼が紅世の徒と戦おうとするのは、紅世の徒が許せないからですか?
家族や友人を守りたいからですか?
『ただ女の気を引きたい』だけでしょう?
そんなヤツの一体どこが『正義』なんですか?
無いモノは無いとしか描きようがないでしょう。
別に嘲笑ってるわけではなく(「個人的には」その価値も無いと想っています)
男らしくないヤツに『正義の精神』は宿らないという
至極当たり前のコトを言っているだけです。
ソレを「穢す」と感じたのなら「仕方ない」としか言えません。
しかし「ただ気にいらないから無理矢理ヒドく描く」という
事だけはしてないとここに明記しておきます。

そして、最後にこの作品の根幹に関わる部分なのではっきり言っておきますが、
「灼眼のシャナ」という作品は『完璧』ではないのです。
(それと○いぢ絵じゃなかったらここまで売れてないと想います)
完璧ではないからオカシイと想う部分やアラも多数みつかりますし、
ソコを「ジョジョの奇妙な冒険」という作品のキャラやテーマを使って
『再構成』していくというのがこの作品の根幹の一つです。
だから決してジョジョを使ってシャナを貶めるというのが「目的」ではなく
(というかそんなモノ作品 (小説) に成りません)
異なる二つの作品を「融合」させ、新たなモノを創り出すというのが真の目的です。
まぁワタシはジョジョが大好きなのでどうしても「ジョジョ寄り」に
なってしまうのは否定しませんが、だからといってシャナのキャラを蔑ろにしたり
貶めようという気は微塵もありません。
作品として描く以上は相互に関わり合って成長させていこうというコトを
第一義にしています。
そしてソレは「ジョジョ側」にとっても同じコトで、
アノ承太郎ですらシャナと関わるコトによってその性格が変化しているのです。
(原作 (3部) ではバイクの後ろに女の子 (シャナ) を乗せて
微笑むような男じゃなかった筈です。あとオンブとかw)
二次創作 (ファンフィクション) だからといって互いの作品に一切干渉せず、
常に「対等」にしておくのが「正しい」とは限りません。
(『スパロボZ』でキラ達一行が味方キャラ全員から総スカンにされ、
「帰れ!」とまで言われてましたが、ソレが評価されたのはそういうコトです)
「批判」するべき所はキッチリ批判し、良い所はちゃんと受け入れ、
その上でどうストーリーを構築していくかが作者の仕事だと考えています。



長くなりましたが浅ましいヤツの小説をここまで読んで戴いて
ありがとう御座いました。
そして感想まで書いて戴き感謝の念に絶えません。
今後もよろしくと言いたいですが、
不快なモノを無理して読む必要はありませんネ。
また何処かで会える事を願いつつ、ノシ。
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