のつぶやき |
2016年 02月 11日 (木) 22時 13分 ▼タイトル またゲームの話してる…… ▼本文 趣味のゲーム話を。ちょっと前に『ピクミン3』を買ってみたんですけど、まぁまぁ楽しいもののボリューム不足の否めない出来栄えでした。 良い所から行こうかな。 まず、新ピクミンはそれぞれの個性が光ってより三次元的なアクションを可能にしてくれたので楽しかったです。2体とも従来のピクミンに比べて一長一短が激しい分、使い分けで印象が全く違って新鮮でした。 ギミックも難しすぎず簡単すぎずでよかったです。 他にも電気がピクミン即死でなくなったり爆弾岩を武器として使用することが出来るようになったり、細かい部分の調整が見て取れましたね。 それと、これは私の感想ではないのですが……ピクミン3は、2よりむしろ無印に近い感じらしいです。だから内容的には原点回帰で操作性も無印寄りとのことです。無印ファンには嬉しいですね。私は無印未プレイなんですが。 で、後は悪い所……というか個人的に嫌だった部分。 まず、なんか2と比べて狭い印象がありました。全部の広さで言えばむしろ3の方が広かったとは思うんですが、基本シームレスだった2と比べればフィールドを行き来するロード時間がサクサク感を阻害してるんですよね。 また、相性が極端になった所為でピクミンを死なせず戦うのが非常に難しくなった気がします。バンバン死なせました。2では整列機能と2種類のスプレー、ついでにオリマーの剛腕を駆使すれば色々と立ち回れたのですが。 そして一番不満だったのが操作性です。先ほども触れましたがWiiUパットに合わせた操作性のせいで最も重要だった機能の「整列」が消滅しました。この機能は戦いと移動の両方で機能する奇跡的なまでに素晴らしい機能だったのですが、こいつがないせいでピクミンがやたらでっぱりに引っかかるわ戦いで臨機応変の動きが出来ないわで大変でした。代わりにロック機能が追加されたのですが、ほぼ整列の劣化版です。更にピクミンの迷子のなりやすさが上昇し、笛の呼び出し機能は低下。ゲキカラとゲキニガはカラの方だけ残り、しかも操作ミスで無駄に暴発しやすい場所に……。おまけにこのゲーム、明らかにギミックや地形に操作性が追い付いていません。パネル運搬やゲキカラの実の運搬においてはピクミンが自動で戻ってきて往復する機能が追加されたのですが、これがまた敵に妨害されやすかったりフリーピクミンを生みやすかったりと問題で……カメラワークも微妙に制限が入って気持ち悪かったですね。 ここは2好き特有の不満と思われる物。 やたらギミックが多かったり原生生物とピクミンの相性が一部極端になったせいで変に時間が取られ、1日がものすごく短く感じてしまいました。計画的に動かないと時間が間に合わないから始終時間に追われるのが……。 次、2は地下という滅茶苦茶広い冒険空間がありましたが、3は地下システム消滅したので総合的なフィールド範囲はかなり狭いです。 それと同時にお宝収拾の要素も2と比べて大幅減退。見てるだけで楽しい原生生物図鑑とお宝図鑑のこだわりを感じるテキストも消滅。正直悲しいです。 紫ピクミン、白ピクミン、ヤドリピクミンの消滅は……まぁ、地下特有の生態なのでしょうがないです。というか白と紫は結構チートですから修正が入ったと考える他ないですね。 つまり、総合すると楽しむには楽しめたけど2好きとしてはボリュームダウンして不満の残る内容でした。一カ所システムの抜け目発見したし。まぁ、ピクミンが嫌いになった訳ではないので素直に次回作に期待します。 |