のつぶやき |
2015年 08月 28日 (金) 23時 31分 ▼タイトル 38度5分の熱がある人間の戯言。 ▼本文 ようやく少し改善……したと思う。 普通に経過して行けば、これで一週間もすれば熱も出なく成るはず。今までの例から。 ただ、前回――大きな病院に行かされた時はこの状態が一カ月以上続いた挙句に、ウチでは無理だからの言葉だったので油断が出来ない。 それで気力が湧かない……そもそもうつ伏せになる事すら辛いので本を読む時間が増えたのだが。 尚、病気の質に因っては横に成って眠る事さえ辛い病気もある。物書きなら覚えて置いて損はない。俺は背中を壁に預けて眠った事が一度や二度ではない。それで無ければ寝られないのだ。 俺は素直に本を読まない。いや、普通に速読して行くのだが、出来るだけ多方向から考えるようにしている。 例えば主人公の方から見たその他のキャラたちの行動は理に適って居る、としよう。普通はそれでオッケーなのだが、俺はその時の周りのキャラたちの心理を読む。 そうするとアレレ、これ可笑しいなぁ、と言う某蝶ネクタイの少年探偵の台詞が出て来る。 まったく間尺に合わない。いきなり降って湧いたような突拍子もない感情で動いて居るぞ、これ。今までの話の流れから考えるとコッチよりも違う方向からアプローチした方が自然じゃないのか、と感じる事が多々ある。 まぁ、普通に本を読め、と言う事なのだろうが。 ただ、俺は基本小説家ではなくゲームマスター。ゲームマスターと言うのは、シナリオを作りながら、その局面でPCたちがどう行動するかを予測しながらシナリオを作って行く人間。 つまり、あまりにも小説家的御都合主義に塗れたシナリオを作って居ると、PLに袋叩きにされると言う因果な役割りでもある。 例えば小説や漫画、アニメ。それどころか現実に起きた事件などとまったく同じシナリオを作ったとしよう。そうすると、その原典通りにシナリオが展開する事などまったくと言って良いほど起こらない物なのだ。 実際、PLサイドがネタに気付けば間違いなくシナリオをショートカットして最短、一番良い形でシナリオを展開させようとする。知らなかったとしても、必死になって有利な形に持って行こうと考えて行動する。 もし、こんな連中を相手に一方向からしか見て居ないシナリオを作ったとして、そのNPCたちの行動原理に矛盾が存在していたとしたら? 其処をPLたちに指摘され、それでもシナリオ(原作)ではこう言う行動を取ったのだからこう言う風に動くのが正しいのだ、とマスターの強権を発動させてエンディングに無理矢理導いたとしたらどうだろう? そんなヘボマスターのシナリオには二度と参加者が現われないだろう。 こう言う形で物語(シナリオ)を作って来た人間である。幸いにして俺は御都合主義とか、マスター横暴とか言われた事はない。 逆に言った事はあるか。NPCでシナリオを終わらせる。それは最早ゲームではなく、三文小説と言う物だぞ。……とね。 |