のつぶやき |
2015年 05月 17日 (日) 20時 36分 ▼タイトル 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」を始めとする二次創作について。 ▼本文 ダンまちの二次創作って凄い作りやすいと思うんですよね。オリジナル要素の入れどころは、例えばダンまちは神話を元に作られている設定が数多くあるので、同じ神話に登場する神様のファミリアを作って、そこに所属するオリ主の物語、だとか。 あと重要なのは《ステイタス》ですよね。これによって主人公の立場も決まってくるわけですし、そこから成長性も見込めるわけですし。 また原作はオラリオが作られてから1000年後という設定でスタートを切っているので、過去の人物として取り上げるのも面白いですよね。私は愚直に過去の大英雄を転生させて原作に絡ませたりしていますが、もっと捻りようもありそうですし、ここ暁ではダンまちの二次創作はかなり少ないのでチャンスだと思います。 私なりの解析ですけど、人気な二次創作すべてに言える共通点は「いかに物語を多面的に捉えられるかどうか」でしょう。これは二次創作に限った話じゃなく一次創作にも言えることですが、やはり主人公だけの視点だとどうしても視界が狭くて、見える景色がワンパターンになってしまって味気なくなってしまうんですよね。そこで違う登場人物から見た主人公を載せてあげると、読者にとっても斬新な一面を見せることが出来て、より世界に引き込むことが出来るんじゃないのでしょうか。 これは全然難しいことじゃなくて、例に挙げるとダンまちでは新しい登場人物が出現したとき、必ずと言っていいほどその新しい登場人物の視点から物事を語るように配慮されています。これだけで物事を多面的に説明することができますし、読者に新たな伏線を見せる、なんてことも出来ちゃうわけです。 面白い二次創作というのは、地盤がしっかりしているものばかりです。まずは基礎を固めることが大切だと私自身の経験から痛感しています。言っても私自身は面白い二次創作を書けずにいる有象無象の一人ですけど、面白い設定とか展開を考える前に、まず原作の世界を理解することから入った方が人気を得やすいと思います。原作の世界を理解すれば自分でその世界を描くことが出来て、原作が好きなファンにとってその世界は魅力的に映るはずなのですから。そこに自分が訴えたいことを付け加えるのです。 とまあ、半ば自分の言い聞かせるようにつぶやきましたとさ。 |