のつぶやき |
2015年 04月 22日 (水) 17時 35分 ▼タイトル 暖かな春… ▼本文 今日は暖かく、久しぶりに清々しい陽気でした。 こんな日には、紀友則の和歌を思い出します。 久方の 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ 友則は若くして病死しましたが、この和歌は今日でも詠み継がれています。 親戚の紀貫之も友則を高く評価していました。 春の和歌は在原業平が有名ですが、燕が飛び始めるころは既に…夏の季語に変わります。東北は詠み難いですね。 春過ぎて 夏来たりなば 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇の和歌ですが、これがぴったりな季節かも知れません。 いつか…こんな和歌が詠えたら良いです。 |