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▼魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。(エギナ)
時は二〇九四年。
世界は戦乱の時代を乗り越え、今日もまた動き出そうとしている。
戦乱の時代に生み出された"魔法"。
それは、争いのために発見され、日々研究された。
だが、平和になった今では、その使い道は無くなった。
そこで、一部の人間は魔法を悪用し始めたのだ。
すぐに警察や政府が動き、魔法を取り締まり始めたのは言うまでもない。
魔法を使う受刑者は、危険故に、世界に九つある"魔法刑務所"に収監された。
その魔法刑務所の位置は、公にはされておらず、分かるのは"普通の刑務所とは段違いの警備のレベルを誇る事"と、"九つある事"。
そして、"魔法犯罪が始まり魔法刑務所が建てられてから、一度も脱獄に成功した者がいない"と言う事。
だが―――
「てめぇらぁぁぁあああ!!!! 勝手に房を出るなぁぁぁあああ!!!」
今日も魔法刑務所の一つ、"第一魔法刑務所"に、看守の怒号が響き渡る。
魔法刑務所の一日が、今日も始まる―――
▼繰リ返ス世界デ最高ノ結末ヲ(エギナ)
―――ようこそ、我等が統べる闇の世界へ。此れから起こるはとある復讐劇の一幕に過ぎない。一度見れば引き返せないのが、此の劇の御約束。破れば一瞬にして消し炭に成る位の覚悟は当たり前。居場所を奪った人間を恨め。居場所を求めて抗え。自分の運命に抗え。一度捨てられた我等にとって、抗う事が生甲斐。抗う事を止める、それは即ち死=B君は如何する。答えて見ろ、此れが最初の試験だ。試験は合格したら、君はもう我等から逃れる事は出来ぬ。覚悟をしておけ
元 とあるK猫達の復讐劇
8月13日現在 お気に入り登録3件、コメント4件、ありがとうございます。
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