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▼エターナルユースの妖精王(緋色の空)
彼らはヒトではなかった。
根本はヒトと変わりなかったとしても、それでもヒトとは呼べなかった。
ある者は、ヒトではない血を宿し。
ある者は、そもそもヒトとは別の生き物であり。
ある者は、ヒトとしての人生を大きく逸れ。
ある者は、ヒトだった事実を力が捻じ曲げる。
そんな彼等が、何の運命か1つに集う。集う理由はそれぞれに、しかし全員が同じ場所に。
その場所には彼がいた。彼ら同様にヒトとは呼べない、輪の中心にいながら孤独な彼が。
これはヒトならざる者、或いはヒトとは呼べない者達の物語。
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