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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 09月 21日 15時 52分]

▼一言
安志:「別的不?,龍馬自己就是花錢從平民買到?士地位的有錢人,家裡有錢到自己?藩三次都能被藩主原諒,就這種家庭地位,母親怎麼可能被區區拿刀的上士逼死阿」と竜馬伝に対して酷評です。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 09月 22日 (日) 06時 58分 20秒]

 twitterですか?
まあこの引用した文書の言ってることはほぼ事実です。
 坂本龍馬自身、ただの使い走りですからね。
正直、贈正四位というのは、過剰な評価と思います。

 さて、現代日本での坂本龍馬の評価は、実は明治の小説が元なのです。
明治16年(1884年)に高知県の自由民権派運動・立志会の機関紙『土陽新聞』(現在の高知新聞社)に、坂崎紫瀾(1853年〜1913年)が書いた連載小説「汗血千里駒」がベースになった話が現在の龍馬像です。
 司馬遼太郎の小説、「竜馬がゆく」はその小説のリメイク版で、80年ぶりにヒットした作品と言えばいいでしょう。
 坂崎自身は土佐藩士の出身ですが、色々な経緯があって板垣らとともに反政府の民権運動家として活動して逮捕、保釈中に書いたのがこの「汗血千里駒」といわれています。
 龍馬の妻、お龍などもこの小説に辟易し、口述筆記の形で、反論を別の作家に書かせています。
なお、お龍は最晩年は貧乏長屋に暮らし、アルコール中毒が遠因で死亡しました。
子供もなく親族も疎遠だったので、墓所が立てられたのは死後しばらくたってからです。

 明治政府を動かしたのは、実際は薩長土肥の志士ではなく、旧幕臣などの江戸幕府からの遺産やテクノクラートのおかげでした。
今も海上自衛隊で使われる「ヨーソロ」という掛け声は、江戸時代に幕府海軍が使った「宜く候」という言葉が起源で、幕府海軍から帝国海軍時代を通じて現代に残る伝統の一つです。

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