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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 09月 03日 16時 44分]

▼一言
>マスメディアもKGBやGRUの工作員が浸透している

ソ連では西山事件を利用しませんが?


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 09月 04日 (日) 11時 01分 12秒]

 昨年死んだ西山太吉は、典型的な羽織ゴロでしょう。
育ちもよくて、学もあるのですが、行動自体は下種そのものでしたからね。
 羽織ゴロとは明治時代の言葉で、羽織のような立派な身なりをしながら、ごろつきの様な乱暴な事をする人間の事です。

>ソ連では西山事件を利用しませんが?
 
 西山から情報を提供された人物とされる社会党の横路孝弘(1941年ー2023年)は、生前証言として西山事件以前から沖縄返還協定についての機密を別人物を介して入手していた旨を述べています。
 もう一人の松本治一郎の付き人から国会議員になった楢崎弥之助も何も証拠となるようなことを言っていないので、西山事件ではなく、別経由で社会党は入手していたのでしょうね。

 ちなみに松本治一郎に関しては、戦後間もない時期に訪ソし、スターリンから秘密指令を受けたという証言があります。
末安宏圀という同郷の人物が証言し、馬野周二先生のホームページに公開してあったのですが馬野先生が物故されて、ホームページは削除されてしまいました。

 一応コピーされたサイトのURLだけ記しておきます。
https://suzutama369.exblog.jp/30069309/


 話を戻しますが、西山太吉と外務省事務官の女性の問題は、本当の情報漏洩を隠すためにスケープゴートにされたのではないでしょうか。
外務省や大蔵省に、社会党のシンパやその他のスパイがいたのは当時の情勢からして十分考えられます。
今も公務員組織の中には日共の秘密連絡網が公然と存在していて、赤旗経由で情報が漏れるケースがありますからね。
 共産党は西山事件のような問題よりも小さい規模の話をちょくちょく国会に出して、いろいろと問題化している党でした。


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