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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 07月 11日 13時 46分]

▼一言
冥王来訪にて、アイリスディーナは彼女の敵にこの世界のマリンチェという名で中傷されますが?(木原マサキはアイリスディーナの望みことが受けますから。)


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 07月 11日 (日) 17時 01分 40秒]

 人種的に見て、唯依姫とか、冥夜だったらずばり、ポカホンタスとか、ら・マリンチェという表現がふさわしいのですが、アイリスの場合は良い表現は……

 戦後日本だったら、日本政府は占領軍による性犯罪を恐れ、性の防波堤として特0殊慰安施設協会(RAA)というのを設置しました。
彼女たちは、侮蔑を込めて、パンパンとか、洋パンと呼ばれました。
韓国も同じような制度があり、固定式慰安所-特殊慰安隊というのがあって、洋公主と差別されました。
今も京畿道坡州市にある歓楽街などはその時代の雰囲気が残っていると言います。
(日本の場合は沖縄や横須賀、佐世保などはそうですね)

 アイリスディーナは、美人でノーメーンクラツーラーの娘ですから、エジプトのために身を差し出したクレオパトラなどが浮かぶのですが、それは二次創作者のひいき目もありましょうから適切ではないでしょうね。
 女スパイの代名詞・マタ・ハリもパッと思い浮かぶのですが、これはBNDの女スパイ、ユングの方が適切かな……
 聖書に出てくるサムソンの妻、デリラ姫は人妻ですから、アイリスディーナの場合は不適切ですね……
 ラ・マリンチェでもいいかな……
でもドイツ人は、オランダ人以上に外来語をドイツ語に直す癖があるので、古代ギリシャ・ローマ、ドイツの歴史か、聖書に由来する事例でしょうね。
 スペイン語の名前そのままでは言わないでしょう。
まあ、アイリスディーナの場合は、一種のシンデレラコンプレックスといえますから、シンデレラでもいいかもしれません。
ドイツ語で灰被りを意味する、アシェンプテル(Aschenputtel)とか、元ネタになったロドピス(古代ギリシアの女奴隷で、作家イソップとの秘密の関係にあったとされる女性)でもいいでしょうね。

 呉王夫差を魅了して国の指針を誤らせた西施などとの表現も好いでしょうが、ドイツは漢字文化圏じゃありませんからね(苦笑)
 妲己も違うな(苦笑)
 正直、ドイツでそういう例があるのでしょうが、恥ずかしながら存じませんし、ふさわしい表現がないですね……
 たぶん、アジア人のために裏切った白人女性はいそうですが、文献には残さなかったのかな?





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