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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 07月 01日 12時 38分]

▼一言
>現実的ではないでしょう。

この観点からすると、日本人労働者の息子がアメリカ人労働者の娘と結婚したり、日本の農民の娘がアメリカ人農民の息子と結婚したりすることで、日本の農業補助金政策や米国のラストベルト危機を解決することは非現実的でありますが?(このアイデアは中世の政略結婚に啓発されました。)


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 07月 02日 (日) 05時 52分 52秒]

>この観点からすると、日本人労働者の息子がアメリカ人労働者の娘と結婚したり、日本の農民の娘がアメリカ人農民の息子と結婚したりすること

 同じ階層でも、日米では知識水準の差がありますからね。
向こうの工場労働者と言っても、大卒の人間が日本の様にライン工がいる現場に来て、半年から1年ほど同じような研修を受けるとかはないでしょう。
 大卒は大卒、高卒以下の労働者とははっきり区別された扱いをして、食事や休憩所は別だったはずです。
これは東欧などの社会主義国でもそうでしたから、アメリカなどはもっと明確に分けているはずですよ。
 今の日本人は大学進学率が男女ともに50パーセントを超えていますから、まあ日本人労働者の過程出身の大卒の男と仮定しましょう。
そういう人が、むこうの労働者の娘とうまく行くのも、まあありとしましょう。
 ありえなくはないですが……どうせなら、男の方がハイスペックな方が現実的ですね。
女性というのは古今東西を問わず、往々にして上昇婚の傾向があるからです。
これは文化的なものに起因するものではなく、本能であることが海外での研究でも明らかになっています。

>日本の農業補助金政策や米国のラストベルト危機を解決することは非現実的でありますが
 ラストベルトの危機を解決するには、労働者当事者というより、ビックスリーの会社役員の娘とか、上院議員の娘でいいでしょう。
そうするとつり合いが取れる男というのは、日米を股に掛ける名うてのビジネスマンとか、世界的なベンチャー企業の若手社長、ハーバード大とかコロンビア大などのアイビーリーグ出の天才研究家とか、学者でしょうね。
 少年向けのなろうというより、大人のなろう小説といわれる島耕作とかそっち方面の作品だな、これは……(苦笑)

 まあ、男のおとぎ話としてはありでしょうが、非現実的ですね。
東洋人としては差別もありますし、グリーンカード取るのも容易じゃないでしょう。
 アメリカ人のWASPの娘さんをお嫁さんにもらって、日本で暮らす方が現実的でしょう。
その白人の奥さんに男が操縦されて、アメリカ風の思想に偏っていくのが現実的かな……
(まあ、この展開は、カナダの女性向け恋愛小説「ハーレクイン」などでよくある異文化の相手との結婚のパターンですね。
前近代のアラブ社会にアメリカ娘が行って、王の妃になって、アメリカナイズの思想を吹き込むというお約束のパターンですねw)




 



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