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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 06月 14日 16時 55分]

▼一言
>台湾人である貴兄の戦前史の造詣の深さには驚かされるばかりです。

いや、第二次世界大戦前に日本に陪審があったことを知ったのは、ウィキペディアの日本語の項目を読んだ後でした。陪審が設置されるのは現代の日本だけだと思っていました。

>上月慶一郎

名家、上流階級社会、財閥から人々を選ぶんて陪審が組み込むのは同じの権力に対抗しながら、階級闘争という訳を避けますすら、そうなると救済および公義を実現できます。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 06月 15日 (日) 11時 37分 19秒]

>階級闘争
 戦後に、日本国内で急速に共産主義が広まったとの印象操作がありますが、それは誤解です。
日本は戦前の早い時期から共産主義思想が流行し、昭和3年の選挙では共産主義団体の無産党が一定の得票数を得て、勢力を伸ばすほどでした。
 また明治維新によって江戸幕府や藩が倒されて無職になり、帯刀の権利を奪われた武士の少なからぬものがバクーニンの無政府主義やパリコミューンの思想に共感し、テロや反乱を計画したり、実行しました。
明治末年にある大逆事件はその集大成ですが、明治大帝は事件の方に接して自分の不徳に原因があるとして、実行犯24名の内、半数の12名に対して減刑を申し渡しました。
 大逆は有無を言わさず死刑が出るのですが、この大逆事件は刑法上の大逆罪の初適用例でした。



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