『冥王来訪』への感想
投稿者:[非会員]の感想
[2024年 05月 23日 19時 58分]
▼一言
古儀式派とソビエトの関係はニューヨークの国際金融資本とソビエトの関係を超えますが?
投稿者:
雄渾
[2024年 05月 24日 (日) 01時 39分 29秒]
ロシアが宗教関係者をスパイに使うのは、何もソ連時代だけではありません。
帝政時代に蒙古人のラマ僧をチベットのダライラマ13世の傍に派遣して、13世に反英思想を吹き込んで、彼と英国の関係を悪化させました。
今もKGB系の人士はロシア正教のみならず、カトリックやプロテスタント、仏教の僧侶に化けて、世界各地で工作をしています。
近年だと旧仏領のアフリカ諸国にキリスト教の牧師や神父を装って出入りし、現地の独立派を煽ったり、資金援助などをしています。
聖職者に化けて敵地に入る方法は古今東西どの国でも行われていることですが、ロシアがこの手法を学んだのは、蒙古の軛によるものです。
300年の支配によって、蒙古のスパイ技術や組織がロシアに根付いたと見る学者もそれなりにいます。
テロ事件を起こしたオウム真理教に対して、KGBやGRUは非常に強力的でした。
軍事訓練はロシア軍の基地で行い、モスクワ市長や国防相とのコネクションもありました。
いまではロシアは表向きオウム真理教と縁を切っていますが、それはCIAや日本の公安がオウムの裏にKGBがいることをかぎつけたからでしょう。
一応今のロシアでも古儀式派は弾圧対象で規制はされていますが、古儀式派の中にKGB系のスパイは潜り込んでいるでしょう。
正教会とKGBが関係が深かったように、その劣化コピーである東独のシュタージもカトリックやプロテスタントの僧侶の中にかなりの協力者がいましたからね。
メルケルの父も聖職者ですが、彼もシュタージの協力者ではなかったかという説も一時まことしやかに流されました。
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