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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 05月 17日 15時 15分]

▼一言
>創作に対するポリティカルコネクトのことでしょうか。

啓蒙時代には、政治的に反体制的な知識人たちが書いた高深な理論を誰も読みませんでしたため、知識人たちはエロ本に自分の思想を書き加えて、多くの人が偉大な思想家の理論を読むことができましたと劉仲敬氏はそう述べます。


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 05月 17日 (日) 15時 59分 45秒]

>啓蒙時代には、政治的に反体制的な知識人たちが書いた高深な理論を誰も読みませんでしたため、知識人たちはエロ本に自分の思想を書き加えて、多くの人が偉大な思想家の理論を読むことができましたと劉仲敬氏はそう述べます。

 古典である「人形の家」などは物語の形式をとっていますが、婦人解放運動の煽動本でしたしね。
奇行で知られるサド侯爵もフランス革命で釈放されて、当時は持て囃された人物でしたし、作家マゾッホもどちらかというと進歩思想的な面がありましたね。

ふと振り返ってみると、東欧や北欧の人間は性的に倒錯した思考の持ち主が多いですよね。
これは今のドイツ人などの思考にも与えている影響は強いのではないでしょうか。
 古くはプロテスタント運動が過激化した地域でもありましたし、共産主義の発展した場所でもあり、ナチズムの様な単一的な思考に陥りやすいのも、マゾヒズム的な倒錯した思考を抱えているからでしょうかね。
(マゾッホは、今のウクライナのリヴィウ生まれのオーストリー貴族でした。
リヴィウは1945年以前はポーランドの土地で、どちらかというとスラブ文化よりドイツ文化圏の影響の強い場所でした)



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