暁 〜小説投稿サイト〜
感想詳細
『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 05月 11日 09時 30分]

▼一言
>戦略航空機動要塞XB-70

完成ははやいすぎるでしょうが?


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 05月 11日 (日) 14時 12分 25秒]

ご感想ありがとうございます。
 
>完成ははやいすぎるでしょうが?
設定資料集によれば、1974年の段階では、戦略航空機動要塞(HI-MAERF)計画は、亡命ドイツ人科学者(おそらくフォン・ブラウン博士)の建議で始まったもので、実験機は1970年代には完成していました。
実験は1980年に行われるのですが、G元素による重力操作に対応するスーパーコンピューターがなく、自爆事故を起こします。
そのまま、香月夕呼が出てくるまで、ロッキードやノースアメリカンからも見捨てられ、20年以上倉庫の奥底で埃をかぶってました。
 問題が解決したのは、超能力者の社霞と、脳をコンピューターに置き換え、全身をサイボーグ化された鏡純夏が出てからですね。
大変雑な表現ですが、米軍ではゴミ扱いだったのを、ソ連の人体実験技術で、戦略航空機動要塞を再活用したという形になります。

 今回の話は、実験機が有人飛行して、ロスアラモスからワシントンに飛んだだけです。
実は、原作でも、12名の操縦士で、有人飛行自体は、1980年にはできているんですよ。


 あと、設定資料集を見ていたら、1978年の段階では、東西ドイツは、すでに失陥(しっかん)しているですよね。
パレオロゴス作戦から5年も持つのは、おかしいなと思っていたのですが……。
 これが事実だとすると、今度はシュヴァルツェスマーケンの物語自体が、マブラヴオルタの時空のIF歴史、確率時空ではないかと思えてくるわけです。
 普通に考えて、KGBが支援した秘密警察と国軍が内戦やっている国が、BETA相手に持つはずないですものね。
 いろいろ資料集は、そういう意味で楽しい読み物ですわ。
(ageの内情から考えれば、資料集を出した2009年時点と、TEをアニメ化した2012年の段階では事情が変わってきて、外伝を書くことになったから、資料集の設定を捨てたのでしょうね)

感想一覧へ戻る

[0]小説案内ページへ戻る

TOPに戻る

暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ