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『冥王来訪』への感想

投稿者:[非会員]の感想
[2024年 05月 10日 11時 50分]

▼一言
グリフィン作戦において、もしアメリカ憲兵がナチス.ドイツの国民のみが理解できる文化を利用して、アメリカ兵士に変装したオットー・スコルツェニーの部隊を検問したら?


▼返信
投稿者: 雄渾
[2024年 05月 10日 (日) 16時 15分 49秒]

>グリフィン作戦において、もしアメリカ憲兵がナチス.ドイツの国民のみが理解できる文化を利用して、アメリカ兵士に変装したオットー・スコルツェニーの部隊を検問したら?

グライフ作戦に限らず、第二次大戦中の参戦国で偽旗作戦をやってない国はないでしょう。
日本も支那事変の早い時期から同様の偽畑作戦で苦しめられたという趣旨の話を、だいぶ見聞きしました。

ロシアスパイの疑惑がある元外務省職員の佐藤優が、KGBやGRUではボタンの糸の通し方でロシア人か、欧米人か判断するという冗談のようなことを、小学館の雑誌「週刊SAPIO」(現在は廃刊)で15年ほど前に申しておりました。
 文化的な質問もするでしょうが、最終的には多方向からの検証を経て、スパイと確認するのではないでしょうか。
グライフ作戦の時は、米軍側でかえって混乱して、同士討ちが発生するほどです。
 仮に米軍憲兵隊がオットー・スコルツェニーの部隊を逮捕しても、米軍の兵士の中にはドイツ系がいますから、ドイツの慣習を知っている人間もいましょう。
仲間の中に敵が紛れ込んでいるという事で、混乱はしばらく続くのではないでしょうか。
 日本軍の支那事変や、米軍のベトナム戦争、ソ連のアフガン侵攻では、現地人協力者を使いましたから、偽旗作戦の摘発は、ものすごく大変だったのではないでしょうか。
 逆に、日本もそうですが、米軍のLRRP(長距離偵察隊)などは、黒く染めた軍服にピスヘルメット、ソ連軍は敵の服装に偽装したコマンド部隊を送り込んでいました。


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